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月別アーカイブ: 2015年3月

ガスが溜まりやすい食べ物…気をつけよう!腸内環境

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は腸内にガスが溜まりやすい食物について少しお話させて頂きます。

 

腸内環境を整えるための食材について代表的なものといえば…

 

①豆類

豆にはヒトがうまく消化できない栄養素がたくさん含まれています。

完全に消化されない食物が腸に達すれば、バクテリアが消化にあたります。

その際にガスは生成されるといわれています。

豆には腸内でガスを発生させる天然オリゴ糖、ラフィノースが多く含まれています。

豆の栄養価を損なわずにガスの発生を抑えるには、豆を一晩水に浸しておくといいそうです。

 

②アブラナ科の野菜

ブロッコリーキャベツなどアブラナ科の野菜は、消化しきれない粗い繊維で構成されているため、腸内のバクテリアが消化にあたる。(この過程でガスは発生します)

また硫黄成分が豊富に含まれているため、ニオイにも気をつけた方がいいでしょう。

 

③果物

繊維が多く、糖分の多い果物は消化されにくくガスが発生しやすいです。

食べるタイミングも重要で、特に食後はガスを発生させやすいといわれています。

タイミングを意識して改善してみましょう。

 

④乳製品

乳製品を分解する消化酵素、ラクトースが少ない人はお腹を崩しやすくガスも溜まりやすいといわれています。(お腹がゆるい人は気をつけて)

 

⑤全粒粉などの穀物

繊維が豊富な食材はガスを発生しやすいといわれています。

穀物は繊維も豊富で腸内環境にも良いが、少しずつ食べてカラダに慣らしていくことで改善できます。

 

⑥肉類

タンパク質が豊富で、肉そのものはガスを発生させませんが、消化するのに時間がかかるため、腸内のバクテリアは通常よりも多く繁殖してしまう。

肉類は硫黄成分も豊富で、ニオイには気をつけましょう!

 

美容と健康を維持するのも、苦労が絶えません…。

 

 

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糖化

 

 

中年になったら太るもの!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は下腹の出る理由について少しお話させて頂きます。

 

なぜ年を取ると太りやすくなるのでしょう?

 

まず挙げられるのは、生活習慣の変化です。

 

運動量は加齢に伴って減少しますが、食事量はあまり変化がない…これでは太って当たり前です。

 

もう1つは加齢に伴う体内環境の変化が挙げられます。

 

特異体質な場合は除き、40代になると加齢と共に食べる量を意識しなければ、太ってしまいます。

 

加齢と共に消費カロリーが減る原因として…

①消費エネルギーを高める働きを持つ褐色脂肪細胞の活性度が弱まる

筋肉量が減少し、基礎代謝量が落ちる

③脂肪分解を促す成長ホルモンの分泌量が低下する

などが挙げられます。

 

それでは、なぜ年を取ると腹部に集中して脂肪がつくのでしょう?

 

実は年を取るにつれて、皮下脂肪よりも内臓周辺に脂肪がつきやすくなるのです。(特に食物を吸収する小腸の周りに最もつきやすくなります)

 

皮下脂肪と内臓脂肪は、見た目は同じ白色脂肪細胞ですが、中身は異なります。

 

脂肪分解酵素であるリパーゼは、皮下脂肪にはあまりなく、内臓脂肪に多く存在しています。

 

成長ホルモンの盛んな20代前半までは、リパーゼも活発に働いているので、体重が増えても全身にバランスよく脂肪がつきます。

 

しかし、加齢に伴って成長ホルモンの分泌量が低下すると、自動的にリパーゼの活性度は低下し、内臓脂肪が蓄積されやすくなります。

 

そのため、成長ホルモンの分泌量が急激に低下する30代になって太り始めると、お腹だけが目立って出てくるようになるのです。

 

また若い頃には筋肉によって支えられていた小腸・胃が、加齢に伴う筋力の低下によって次第に下垂してきます。(その分だけお腹の内容物は増えて膨張します)

 

つまり、突き出たお腹には、下垂した内臓そのものと、それを取り巻く脂肪が詰まっているのです。

 

基礎代謝量は10代をピークにその量は減少し、40代を過ぎれば急激に低します。(遺伝的な影響により多少の個人差はあります)

 

基礎代謝の減少を食い止め「太りにくいカラダ」を作るためには、筋肉を衰えさせないことが大切です。

 

基礎代謝アップに効果的な無酸素運動・有酸素運動を積極的に行って、「脂肪が燃焼しやすいカラダ」を目指しましょう!!

 

 

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marathon

 

 

 

 

東洋医学で考える肌荒れの原因と経穴(ツボ)

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は東洋医学的にみた肌荒れの原因について少しお話させて頂きます。

 

肌がかさつくのは潤いが足りないことが原因です。

 

肌に潤いを与えるのは、東洋医学では津液(しんえき)であると考えられています。

 

津液とは、カラダにある水分のことをいい、全身の筋や関節、肌や髪に水分を運ぶ働きをしています。

 

この津液は食生活との関わりが深く栄養の不足が津液不足になることもあれば、過食・偏食など食生活のバランスが悪くなることで、の経絡のバランスが崩れ、津液の不足や滞りを生む原因となります。

 

かさつき肌が気になる場合は、特に食生活に気を使い、津液の精製と運行をスムーズにすることが改善のポイントになります。

 

また脾で作られた津液を、全身に送る役割を果たすのは、肺の経絡の役目ですが、この経絡は天候がカラダに悪影響を及ぼす六邪(ろくじゃ)の1つである燥邪(そうじゃ)の影響を受けやすいと考えられます。

 

肌のかさつきは、乾燥の影響により肺の経絡が機能低下し、津液の運行が滞った結果とも考えられるため、室内の乾燥洗顔のしすぎによる皮膚の乾燥などにも注意する必要があるのではないでしょうか?

 

これらのことから、肌のかさつきを経絡で改善するなら脾と胃、そして肺の経絡の状態を改善する効果が期待できるものが効果的でしょう。

 

足三里

足三里へのマッサージは津液の元となる食物からのエネルギー吸収を促進すると考えられます。

 

陰陵泉

脾の経絡に気を補い津液の精製を改善すると考えられます。

 

列缺

肺の経絡に属しており、肺のエネルギーを高め津液の運行をスムーズにします。

 

一方、ニキビによる肌荒れは、皮脂の分泌過剰が原因となりますが、東洋医学ではこうした状態を痰湿といいます。

 

この痰湿は偏った食生活により脾の経絡が機能低下し、全身の水分代謝が滞ることで体内に痰が溜まってしまった状態をいいます。

 

この痰が肌から体表に出てきたものがニキビというわけです。

 

特に脂っこいもの甘いものを食べ過ぎる傾向がある場合、体内に留まりやすいと考えられるので、食生活に気を配ることが大切です。

 

軽い運動を行って体内の水分の循環を改善するなども非常に有効だと考えられます。

 

脾と胃の経絡を改善することがポイントとなり、足三里と陰陵泉へのマッサージは重要です。

 

豊隆

体外に痰を放出する効果があるといわれています。

 

東洋医学においても、現代社会における食生活の改善こそが、肌荒れを改善するポイントになっていることは、非常に興味深く感じられますね。

 

 

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東洋医学

肝臓の働き…肝臓は何をするところ?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は肝臓の働きについて少しお話させて頂きます。

 

肝臓は「強く」「大きく」「働き者」の臓器です。

 

腹部の中心より右寄りに位置し、ほぼ全体を肋骨に覆われています。

 

その重さは成人で1~1.5㎏と体重の1/50に相当します。

 

肝臓には動脈・静脈に加えて門脈という血管があり、胃腸や膵臓・脾臓といった腹部内の主な臓器からの血液は、心臓に戻る前に門脈を通って肝臓に集まります。

 

肝機能が正常であれば、全体の75~80%切り取られても、自らを修復しながら黙々と働き、半年後には元の大きさに回復します。

 

この高い再生能力のお陰で、機能が少々低下してもはっきりとした症状は現れず、自覚症状がなかなか現れません。

 

そのため、肝機能の不調は健康診断で発見されることが多いのです。

 

主な肝臓の働きとしては「代謝」「エネルギー貯蔵」「解毒」「胆汁の生成」があります。

 

代謝

物質が化学的に変化して入れ替わることを代謝といいます。

肝臓で行われる代謝は、消化器官から送られた栄養を、カラダの各器官が必要とする形に変えたり、エネルギーとして産生する働きをいいます。

食事により摂取された栄養分は、消化器官で消化され肝臓に送られて代謝することで、体内で使えるようになります。

肝臓は代謝の中枢を担うといわれています。

 

エネルギー貯蔵

脳の主要なエネルギー源であるブドウ糖(グルコース)を供給しているのが肝臓です。

脳は睡眠中もエネルギーを必要としているので、その補給は24時間欠かせません。

常に補給ができる態勢を整えつつ、血糖値が上がることのないように肝臓はブドウ糖をグリコーゲンの形で備蓄しています。

 

胆汁の生成

肝臓ではコレステロールと胆汁酸から胆汁を作り出しています。

胆汁の働きには脂質の消化吸収を助け、古くなった赤血球や微量金属など肝臓で処理された不要物を排泄する役割があります。

また胆汁の材料にすることで、血中のコレステロール濃度を調整するという働きもあります。

胆汁は胆嚢に貯蔵され、脂肪分が体内に入ると胆管を通って十二指腸と小腸に出て行きます。

 

解毒

肝臓はカラダに有害な物質を分解して無毒化する「解毒」の働きをします。

アルコール・栄養素を代謝するときや、過度の運動によって体内で発生するアンモニア、薬などもカラダにとっての有害物質です。

肝臓はこれらを無害なものへと処理します。

 

健康診断などで肝機能異常が発見される頻度は上昇の一途をたどっています。

 

現在では3~4人に1人が肝臓に何らかの問題があるといわれています。

 

肝臓を弱める原因は飲酒だけではありません。

 

睡眠不足・夜更かし・過食・ストレスなど、原因は身近な日常生活の中にあるのです。

 

カラダを癒す時間を持つこと、そして自身のカラダのケアを常に意識することが大切なことだといえるでしょう。

 

 

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knock out

 

 

肌荒れのタイプと原因…あなたはかさつき型?ニキビ型?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は肌荒れのタイプと原因についてお話させて頂きます。

 

最近では女性だけでなく男性も美容に関する関心も高まり、メンズエステ・メンズコスメなど定着した印象があります。

 

一般的には肌に起こるトラブルを総称して肌荒れとよび、医学的な定義は特にありません。

 

なので、一口に肌荒れといっても様々なはだの状態が存在しており、それぞれの状態によって対処法も異なります。

 

かさつき型

多くの方が季節の変わり目に肌の乾燥や痒みを感じたり、粉を吹いたりすることがあると思います。

実際、夏場などもエアコンが原因で発生することがわかっています。

肌のかさつきは角質層の不調が原因です。

角質層は刺激物・アレルギー物質などの外的刺激要因からカラダを守るバリア機能、肌に水分や皮脂を保つ保湿機能を持っています。

乾燥と外界刺激により、頻繁に角質層が破壊され続けると、これら2つの機能が低下することで肌はかさつくと考えられます。

 

ニキビ型

カラダを成長させるために性ホルモンの分泌が盛んになることで、増えた皮脂が毛穴に詰まってしまい、皮脂を好物とするアクネ菌が繁殖することが主な原因です。

いわゆる大人ニキビも、生理前のプロゲステロン(女性ホルモン)増加による盛んな皮脂分泌、あるいは日常的に何らかのストレスにさらされた時に分泌される男性ホルモンにより皮脂量が増加して発生することが一因と考えられています。

 

肌の水分が減少すれば、乾燥して柔軟性を失った角質層が毛穴自体が閉じて皮脂を閉じ込め、皮脂が溜まることによってアクネ菌が繁殖しやすい環境を作ることが原因だと考えられています。

 

なので、肌の乾燥を防ぐことと、ビタミン類やタンパク質を摂取すること、適度な皮脂の状態を保つことなどが肌荒れを防ぐポイントであると考えられます。

 

気温もそろそろ上昇し、汗をかきやすくなってきます。

 

外出先から帰ったときに、あるいは外出先でも皮脂をできるだけ溜めないようにしましょう!

 

チョットしたケアがキレイな肌を作ります(笑)

 

 

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dry skin

木の芽時は…体調不良に用心しなくてはならない!?

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本日は東洋医学的な見地からの木の芽時の過ごし方について少しお話させて頂きます。

 

東洋医学では、カラダに寒さや精神的なストレスなどが加わって、体調不良に陥った状態を気滞といいます。

 

これは経脈(気が流れる通路)が収縮して、気の流れが悪くなった状態を指します。

 

木の芽時は正に気滞が現れやすい季節だともいえるのです。

 

気滞には、緊張を和らげるために、マッサージや鍼治療などを行い、経脈の収縮を緩めて回復させる治療を行います。

 

健康な毎日を送るためには、自律神経の働きを安定させることが重要な意味を持ってきます。

 

なので、交感神経・副交感神経のバランスを整えることはとても大切なことなのです。

 

しかし、寒さや感情の苛立ちなどを始め、ヒトは多くのストレスによって交感神経の活動が亢進すると、血管は収縮し細胞に流れる血流量が減ってきます。

 

この状態が持続すると、細胞は老化し様々な病へと発展していきます。

 

自律神経のバランスを整えるのに非常に有効とされているのが起床時にコップ1杯の水(常温)を飲むという方法があります。(冷たい水はかえって胃腸を刺激してしまいます)

 

それから起床時間を一定にすることで自律神経のリズムを整えましょう。

 

自律神経は加齢に伴って衰えます。(特に副交感神経)

 

男性は30代から、女性は40代からそのレベルは下がっていきます。

 

副交感神経が衰えると、免疫機能は低下していきます。

 

ともすれば癌の発生を高める可能性も高くなるといわれています。

 

普段から四季折々の「自然」を意識して生活する…そうすることで、自律神経のバランスは整うようになり、血流も変化してきます。

 

これからの季節、毎日の運動習慣などを始め、外出する機会をたくさん作ってみませんか?

 

春は出会いの季節です(笑)

 

 

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hug

 

 

 

 

 

 

肌を健やかに保つために…スキンケア以外の対策とは?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はスキンケア以外にも必要な対処法について少しお話させて頂きます。

 

春先にトラブルが多くなる理由…カラダそのものが季節の変化に敏感になっていることが挙げられます。

 

そんな状態の中、空気中の浮遊物(花粉・チリ・ホコリ・黄砂など)が原因となって、様々なアレルギー症状を引き起こします。

 

近年は黄砂による健康被害が問題になっています。

 

東アジアの砂漠地域・黄土地帯から、強風によって大気中に舞い上がった黄砂粒子が浮遊しつつ降下する黄砂現象は、以前は春先に西日本及び日本海側で多く見られていました。

 

ところが、この黄砂による被害、最近では全国的に広がりつつあるようです。

 

洗濯物や車が汚れるなどの物理的な被害に加えて、黄砂に付着している化学物質は健康にも影響を及ぼしてきています。

 

目・鼻・喉の不調に始まり、花粉症・喘息・アトピーなどのアレルギー疾患の悪化も見られるとのことです。

 

黄砂の粒子はスギ花粉よりも小さく、硫黄化合物・窒素化合物といった化学物質が付着しているため、人体に及ぼす影響が心配されます。

 

肌との関係からみても当然マイナス要因です。

 

空気中の浮遊物が、目・鼻・口を介して体内に侵入してくるわけですから、カラダそのものの免疫機能により様々なアレルギー症状が出やすくなってきます。

 

この状態は、カラダそのものが外界から侵入してくる刺激に対して、過敏に反応する状態です。

 

なので、肌も外界刺激に対しては過敏な状態にあるといえるでしょう。(つまり皮膚トラブルなどが発生しやすい状況下にあります)

 

スキンケア以外にも、外出時にマスク等をして空気中の浮遊物を吸いこまない、帰宅したら手洗い・うがい・洗顔の励行は必要です。

 

さらに念を入れるなら…外出時の服は帰宅の際にすぐ洗濯し、早めの入浴などでカラダにまとわりついたものを、シャワーで洗い流すなどやってみてはいかがでしょう?

 

用心していても、黄砂・花粉・チリ・ホコリは室内に侵入してきます。

 

なので、部屋の掃除は重要です!(掃除機のみでは不十分ですので、拭き掃除も頑張りましょう)

 

空気中のアレルギーの原因物質に対しては「吸い込まない」「付着させない」「付着したら早めに除去」を徹底させることが大切です。

 

気候も暖かくなって薄着になると、空気中の浮遊物はカラダにまとわりついてきます。

 

花見も近づく季節、ぜひご注意下さい。

 

 

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attension

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中医学からみた節気(春)…何をもたらす?

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本日は節気(春)の養生法について少しお話させて頂きます。

 

中医学では、立春から立夏まで(旧暦1~3月)を春の期間としています。

 

24節気では以下の6つの節気が春に分類されます。

 

立春(2月4日頃):節分の翌日です。(春の気配が感じられます)

雨水(2月18日頃):水分が雨となって降るようになり、草木の芽生えが始まります。

啓蟄(3月5日頃):土の中で冬ごもりしていた虫が地上に這い出してきます。

春分(3月21日頃):彼岸の中日で昼夜の長さが等しくなります。(この日を境に日照時間が長くなります)

清明(4月4日頃):肌寒さも残る爽やかな頃。(草木は咲き始め万物に晴朗の気が溢れてきます)

穀雨(4月20日頃):植物を潤す春雨。(植物の成長を助ける時期)

 

春の陽気が盛んになるにつれて、病気の活動も活発になります。

 

春の養生の原則は「養陽防風」にあるとされています。

 

体内の陽気は自然の気に応じて外に向かいます。

 

なので、体内の陽気の保持に努めなければなりません。

 

「風邪(ふうじゃ)を防ぐ」

春は風がよく吹きます。

なので、伝染性の病気が風邪により体内に入り込まないよう、予防することが課題といえるでしょう。

 

「寒暖の変化」

気候の変化の多い春には、適応しきれず体調を崩す場合が多く見受けられます。

なので、生活のリズムを整える注意が必要です。

 

「肝を落ち着かせる」

中医学の五行理論では、春は肝に相応します。

陽気が盛んな季節ですので、肝気も旺盛になりがちです。(肝気が盛んになれば、高血圧・目まい・肝炎を引き起こしやすくなります)

また精神状態にも大きく影響し、天気の変化に応じて症状が悪化したりしますので、肝気を落ち着かせて精神の安定を図りましょう。

 

「気候の変化に対応する」

気候の変化は気血の運行にも大きく影響します。

春になると気血の流れは活発になり、新陳代謝が加速します。

体力のない場合には、気血の運行がかえって負担になることがあります。

潜伏していた病気の再発や、慢性症状の悪化は春の特徴といえます。

なので、充分な準備と対策が必要といえるでしょう。

 

「春を迎えるにはゆっくりと…」

春の到来と同時に薄着になると、寒の戻りがあった際には血行不良による病気の原因を引き起こします。

なので、上半身は薄着でも下半身は冷やさないように心がけたいものです。(特に虚弱体質の場合は背筋の保温も心がけましょう)

 

これから暖かくなるにつれて、脳に送られる血液量の増加に伴い、集中力が途切れる場合があります。

 

これは病気などではありませんが、仕事や勉強に影響します。

 

なので、睡眠時間の確保洗顔による皮膚刺激頭皮をマッサージなどして血液循環をアップさせましょう。

 

適度な日光浴などもオススメです。

 

季節の変化と同時にケアの意識も変えていきましょう!

 

 

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睡眠

 

 

 

肌トラブルの多い春に…角質層を健全にしよう!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は春先に多い肌トラブルの対応について少しお話させて頂きます。

 

皮膚の最上層に位置する角質層…これこそが外的刺激から肌を守るバリアのようなものなのです。

 

角質層が崩れると、バリア機能は低下してその隙間から刺激物質や異物が侵入しやすくなります。

 

こういった刺激物質や異物が侵入してくると、皮膚(表皮)の免疫細胞はカラダを守るために攻撃を始めます。

 

この攻撃は肌表面にカブレ・炎症となって現れます。

 

特に春先はカラダそのものが敏感な状態にあるものですから、普段以上にこういった現象が発生しやすくなっています。

 

また侵入してくる刺激物質や異物に対して、表皮最下層の基底層では次々に新しい細胞を産生し角質層を修復しようとします。

 

急ピッチで修復しようとするため、通常28日で行われるターンオーバー(新陳代謝)が急激に短くなります。

 

短期間で角質層へ押し上げられた細胞は、形も機能も不完全な状態で角質層に並ぶことになります。

 

こうなれば、皮膚はますます乾燥し、角質層のバリア機能は低下ターンオーバーは乱れ慢性的な皮膚炎を引き起こすという悪循環に陥ってしまいます。

 

角質層を健全に保つためには、肌に対する刺激を極力少なくし、角質層の水分を充分に保つことです。

 

そのためには日々のクレンジングと洗顔は外せません。

 

皮膚表面に付着する刺激物質は、汗・皮脂・雑菌・アレルギー物質・排気ガス・黄砂(化学物質を含んでいます)など様々です。

 

こういったものを取り除きつつ、皮膚刺激を極力少なくすることが大切です。

 

洗顔はなるべく肌に対して自然な成分で作られた製品がオススメです。

 

擦らないように、泡立てて優しく汚れを落として下さい。

 

充分に顔をすすいだ後のふき取りも、柔らかいタオル等でおさえるように行うと良いでしょう。

 

洗顔後は肌は無防備です。

 

化粧水・保湿クリームなどで保湿対策をしっかりしましょう。

 

正しいスキンケアで保湿対策も抜かりなく!

 

 

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乾燥肌

 

 

 

 

玉ねぎのデットクス効果でキレイにダイエットできる!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は玉ねぎのデトックス効果について少しお話しさせて頂きます。

 

玉ねぎの持つ強烈な刺激…実はあの刺激にダイエット効果はあるといわれています。

 

玉ねぎに豊富に含まれているケルセチンの作用はご存知ですか?

 

これは植物の色素や苦味成分であるポリフェノールの1種なのですが、強い抗酸化作用があり、血圧降下作用もあるといわれています。

 

カラダに溜まった有害物質を排出する働きも高く、脂肪を燃えやすくします。

 

その他にも、デトックス効果が高いといわれる玉ねぎには、便秘解消・利尿作用・発汗作用があるといわれています。

 

要はカラダの中にある余分な有害物質を、汗・便・尿などで排出できるところからは全て排出する働きに優れているということです。

 

デトックス脂肪燃焼…これが玉ねぎの最大の特徴であることはご存知だと思いますが、実はこの他にも優れた効果を持っているのです。

 

それは血液の循環をスムーズにしてくれる作用です。

 

毒素を排出しながら脂肪燃焼をし、さらに太りにくい体質へと作り上げていくことができるのです。

 

普段の食生活に、意識して玉ねぎを多く追加することによって、脂肪のつきにくい体質改善が期待できます。

 

ささいなことかもしれませんが、意識を高めてダイエット(あるいはデトックス)効果の高い食材を日々摂取し続けることが、無駄な脂肪を燃焼させ太りにくいカラダ作りの礎になるはずです。

 

日常生活での意識づけを忘れず、理想のカラダを手に入れましょう!

 

 

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