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月別アーカイブ: 2020年11月

香辛料が胃腸にダメージを与える原因とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は香辛料でお腹を下す原因について少しお話させて頂きます。

 

香辛料でお腹を下す1番の原因は…それは使いすぎです。

 

胃腸の調子を整えたり、カラダを温める作用もある香辛料ですが、使いすぎると舌の感覚を麻痺させたり、自律神経を興奮させたりもします。

 

また、辛さを和らげようと大量の水を飲むため、水分オーバーになって腸で吸収されなかった水分はそのまま排出されることになります。

 

摂取過多によって胃腸に負担がかかると、消化不良腸内環境の悪化につながるため、これがお腹を下す直接的な原因になります。

 

七味唐辛子・ニンニク・マスタード・タバスコなどは、そういった香辛料の代表例とされています。

 

お腹を下さないようにする対策としては、生野菜と一緒に摂取するといいでしょう。

 

生野菜には消化酵素が含まれているので、辛味成分の緩和食物繊維による整腸効果も期待できます。

 

また、体調不良の場合には香辛料を避けて、整腸作用のあるハーブなどを使用するのがいいでしょう。

 

味つけのアクセントになる香辛料ですが、使いすぎはかえってカラダに毒になります。

 

常に適度な量を心がけて、普段の食生活に生かすようにしましょう。

ケガの予防知識…「有効限界」と「安全限界」とは!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は有効限界と安全限界について少しお話させて頂きます。

 

運動量や運動強度が高くなると、当然ながら疲労は溜まりやすくなります。

 

なので、パフォーマンスを向上させるために、ケガを誘発させないギリギリのレベル(安全限界)と、体力レベルが強化できるレベル(有効限界)を認識しておく必要があります。

 

運動メニューを考えるに際して、運動強度・運動時間・運動頻度の3要素に加え、運動種目がその目安になります。

 

全体的な運動量が安全限界を超えると、体力的に弱い部分からケガをしやすくなってしまいます。

 

例えば肉離れなどは、個人の持つ筋力・柔軟性・筋持久力を超えた際に起こりやすくなります。

 

それに対し有効限界は、トレーニング効果が現れる最低ラインの運動量を示します。

 

トレーニングにおいては、一定量の負荷で運動しなければ体力向上は見込めません。(過負荷の法則

 

なので、常に同負荷のトレーニングを続けていると、カラダが負荷に対応してしまい、トレーニング効果が薄くなってしまいます。

 

しかし、運動習慣を身につけるには継続性が大切です。

 

運動強度の高いトレーニングを行う前に、自分自身の能力をしっかり把握した上で行うようにしましょう。