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月別アーカイブ: 2020年8月

打撲をしたら…コンパートメント症候群に要注意!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はコンパートメント症候群について少しお話させて頂きます。

 

複数の筋肉がある部位では、骨や筋膜によって囲まれた区画が存在し、これをコンパートメントと呼んでいます。

 

打撲によって、一部の区画が腫れや内出血を起こすと、それらを受け止めるスペースがないため、神経や血管を圧迫します。

 

大腿部前腕部で起こることもありますが、特に下腿部は区画が4つに分かれて区画そのものが小さいので、特に注意が必要になります。

 

血管や神経が圧迫されて、患部の内圧が高まっている状態が継続すると、細胞を壊死させる危険性があります。

 

また、コンパートメント症候群は打撲によるものだけでなく、繰り返し動作などの継続的な外力によっても生じることがあります。

 

基本的な応急措置としてはRICEが原則になりますが、急激な痛み・痺れ・腫れ・変形が認められる場合は骨折の可能性も考えられます。

 

冷やして放置していればその内に腫れも引くだろう…などと思わずに、処置後は速やかに受診するように意識づけましょう。

ウォーミングアップに静的ストレッチを行うタイミングとは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はウォーミングアップに静的ストレッチを取り入れるタイミングについて少しお話させて頂きます。

 

静的ストレッチを行う主な目的としては…

①筋肉および軟部組織の柔軟性を高める

②関節可動域を拡げる

③筋温や血流を促し運動に適応させる準備をする

④感覚器からの情報をスムーズに動作に伝達させる

といったことが挙げられます。

 

ウォーミングアップから静的ストレッチへと移行するためには…

①カラダ全体をジョギングで軽く温める

②静的ストレッチにより関節可動域を拡げる

③感覚器からの情報を動作につなげられるように神経系のドリルを行う

④競技動作に近い専門的な動きを取り入れる

という流れになります。

 

ウォーミングアップ時の静的ストレッチは、立った状態か寝転がった状態から始めて、最終的には立った状態へと移行します。

 

段階的に動的ストレッチへと移行させて、よりアクティブにカラダを動かせるようにしましょう。

 

ウォーミングアップ時の静的ストレッチでは、伸ばしすぎて伸張反射が起きないようにするのも大切です。

 

日差しも厳しいので、水分不足熱中症などの予防も意識しておきましょう。

 

内転筋群を強化するメリットとは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は内転筋を強化するメリットについて少しお話させて頂きます。

 

内転筋群は骨盤と大腿骨をつなぐ筋肉で、股関節の動作に伴って鍛えることができます。

 

ランジなどはその代表的なトレーニングといえるでしょう。

 

サイドランジは、直接的に内転筋を意識しやすいエクササイズの1つであり、自重でも行うことができます。

 

フロントランジやバックランジの場合は、深い屈曲動作から伸展動作へと切り返す際に、両方の足を挟みこむに意識して体幹部をぶれないように行うことが大切です。

 

スクワットも内転筋強化に効果があります。

 

正しいフォームでしっかりと股関節を深く曲げることと、膝が内側に入らないことを注意しながら行います。

 

これらのエクササイズは、自重でも繰り返して行えば十分に効果は期待できます。

 

下半身にも粘りをつけたいと考えているのなら、内転筋に着目してトレーニングやストレッチを行うなどしてみて下さい。

お盆期間中の施術受付について

8月9日(月)~8月16日(日)までの間、11日(火)を除き通常受付とさせて頂きます。

ただし、土曜日は9:00~14:00日・祝については9:00~17:00の受付になります。

 

まつ鍼灸接骨院