オフィシャルブログ

カテゴリー別アーカイブ: ケア

大腿部の肉離れを起こしやすい動作とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は太腿の肉離れを起こしやすい原因について少しお話させて頂きます。

 

スピードを意識するあまり、足が伸びきった状態で走ると、踵で着地しがちになります。

 

そうすると、足裏で引っかくような動作で走るようになるので、推進力に対してブレーキをかけてしまうため、スピードロスを発生します。

 

また骨盤が後傾した状態でのランニングも同様で、スピードロスに加えて筋肉への負荷が必要以上にかかることになってしまいます。

 

筋肉を伸ばした際に、鋭い痛みを感じるようであれば、筋肉を必要以上にストレッチするのは控えるようにしましょう。

 

肉離れの可能性が高いと思われます。

 

カラダが教えてくれるサインを見逃さずに対応すること、ケガをしにくいフォームを身につけるように心がけましょう。

 

ウォームアップで体温や筋温を上げて、左右差や違和感がないように必ずチェックするようにして下さい。

サーキットトレーニングの組み立て方…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はサーキットトレーニングの組み立てについて少しお話させて頂きます。

 

サーキットトレーニングの特徴は、有酸素運動と無酸素運動の融合にあります。

 

減量や脂肪燃焼を主体にトレーニングするのであれば、その効果は期待できます。

 

ただし、運動強度が強いのでケガをしたり、継続性がつかないなどのデメリットもあります。

 

しかし、やり方によっては継続性をつけることも可能です。

 

それは、自覚症状に応じて運動強度を変えることです。

 

ハードな運動であっても、強い意思のもとで継続できるのであれば、間違いなく肉体改造は実現できると思います。

 

とはいえ、年齢によっては肉離れや捻挫などのケガを引き起こす可能性も少なくありません。

 

なので、続けることを目的に、気乗りがしない日などはいつもより控えることも必要になります。

 

運動がもたらす効果は、やはり継続性ありきになるため、運動強度よりも継続性に重きをおいて組み立ててはいかがでしょうか…?

片足ジャンプの運動効果とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はケンケンの効果について少しお話させて頂きます。

 

ケンケンは運動能力を高めるのに非常に効果的である、とされています。

 

片足で踏み込む・着地するを繰り返すことで、足腰の筋肉が鍛えられます。

 

また姿勢が不安定になりがちなので、自然と体幹部を鍛えるという効果も期待できます。

 

これによって体幹が安定化すると、転倒予防につながるなど日常生活にも生かされるようになります。

 

どの運動にも、リズム感を持つことは大切な要素です。

 

ケンケンにはリズム感覚を自然に養い、それによってバランス感覚も向上させるメリットがあります。

 

ただし、滑りやすい場所で行う・膝を曲げて着地しているという点には注意しましょう。

 

自重を用いた運動でも、効果が感じられる種目は色々あります。

 

試行錯誤を重ねて、自分に合った運動方法を身につけましょう。

 

 

熱中症を引き起こす環境とは…!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は熱中症が起こりやすい環境について少しお話させて頂きます。

 

熱中症とは体温調節がうまく機能しない場合に起こるものですが、熱放散がうまくできれば熱中症を予防することができます。

 

外気温の上昇・湿度の上昇・無風状態の暑い日などは、熱放散しにくいために熱中症を引き起こしやすくなります。

 

梅雨明けの気温の上昇に伴い暑熱順化ができていない場合は、発汗機能がうまく作用せず熱中症になりやすいと指摘されています。

 

近年では暑さ指数(WBGT)が熱中症の基準として注目されています。

 

暑さ指数とは、ヒトの体温と外気との熱のやり取りに着目し、気温・湿度・日射・輻射熱・風の要素をもとに算出される指標です。

 

WBGTは気温と同じく℃で表示され、28℃を超えると熱中症のリスクが高まる環境である、という判断になります。

 

この夏は特に暑くなるとおわれています。

 

体調管理には充分気をつけるようにしましょう。

入浴は睡眠の質を左右するもの!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は睡眠に対する入浴の効果について少しお話させて頂きます。

 

季節によって自律神経に乱れは生じます。

 

これは気温や湿度と大きく関わりがあるからです。

 

自律神経は入浴によってある程度コントロールできることができます。

 

日中は交感神経が優位に働き、睡眠時には副交感神経が優位に働きます。

 

就寝1~2時間前を目安に、40℃前後の湯温でバスタブにつかってカラダを温めると、副交感神経が優位に働きやすくなります。

 

深部体温を上げた状態から下がっていく際に眠気を催すため、寝る時間を考慮して入浴時間を決めることが理想的です。

 

熱すぎる湯温だと、いたずらに交感神経を刺激するので、かえって寝つきは悪くなりがりです。

 

疲労回復という点から鑑みて、シャワー浴だけで済ませずに入浴して全身を温めることが大切です。

 

睡眠は生命維持に必要不可欠であり、コンディションを整える上で非常に大切です。

 

栄養と休養のバランスを整えて毎日を快適に過ごしましょう。

筋トレ効果を高めるパワーポジションとは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はパワーポジションについて少しお話させて頂きます。

 

静止状態から前後左右への動き出しや、素早い切り返し動作が可能になったり、瞬時に力を発揮できるとされています。

 

また、力の発揮だけでなく、ケガのリスクを抑えることができるというのも大きなメリットです。

 

パワーポジションの作り方ですが…

①足は肩幅よりも少し広めに開いてつま先を膝と同じ方向に向ける

②背中を真っ直ぐにして上体を前傾させ臀部を後ろに引くよう股関節を曲げる

③股関節と同時に膝も曲げ、上体と下腿部が並行になる位置で維持する

④肩に力を入れず肩甲骨を寄せる

 

ポイントは骨盤を軽く前傾させて股関節をしっかり曲げることです。

 

これは下半身で最も強い力を発揮できる臀筋群を使えるからです。

 

膝の向きは内側に入らないように(knee in)しないと、ケガのリスクは高くなってしまいます。

 

パワーポジションを意識して行うことで、運動におけるパフォーマンスの向上につながることができます。

 

1度試してみてはいかがでしょうか?

体幹トレーニングの進め方について…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は体幹トレーニングの進め方について少しお話させて頂きます。

 

まず、体幹部には脊椎・胸郭・骨盤といった骨性のものと、その周辺に存在する筋群が含まれています。

 

また、体幹の筋肉は浅層から深層にかけて重なって存在しています。

 

姿勢や動作の安定化には腹横筋が関わっており、この筋肉は深層に存在しています。

 

バランス維持のための動作始めは、まずこの腹横筋が反応します。

 

特に、スタビリティ(安定化)トレーニングにおいては、脊椎や骨盤を動かさないようにカラダを保持することが大切です。

 

深層筋が安定した状態で浅層筋を鍛えることで筋力効果やパワー向上動作が行えるようになります。

 

体幹部を鍛えることは、姿勢や動作の改善にもつながってきます。

 

まずは地道に続けることが肝心です(笑)

体幹とランニングの関係性について…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は体幹を使ったランニングについて少しお話させて頂きます。

 

疲れない走り方…といっても、なかなか難しいと思います。

 

走っているうちに足が疲れて、思うようにペースが上がらない…などの経験はランニングをしていてよく感じるはずです。

 

脱力を意識しながら走るためには、丹田をうまく使えているかというのがポイントになってきます。

 

軽くジャンプする時の感覚…この時に足よりもむしろ骨盤周囲に意識は集中しているはずです。

 

足に力を入れすぎると、思ったよりも高くリズミカルに跳ねることはできません。

 

むしろ丹田と呼ばれる部分に意識を集中させて、臍を真上に向けてあげるとスムーズに動かすことができるはずです。

 

もう1つは胸骨の位置になります。

 

胸骨を気持ち程度でいいから上方にあげてみましょう。

 

胸郭が広がって、肩甲骨は内転(引き寄せられている状態)しているはずです。

 

この状態を維持すれば体軸ができ、かなり楽に走れるようになります。

 

継続した運動習慣に結びつけるには、しんどい中にも楽しさを見つけることが大切なのではないでしょうか(笑)

運動連鎖を意識する必要性とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はキネティックチェーンについて少しお話させて頂きます。

 

通念的には、ある関節の運動が他の隣接する関節に影響を及ぼすことをいいます。

 

つまり、様々な筋肉が順番に動くということです。

 

これによって全身の筋肉がバランスよく鍛えられ、より効果を実感できるトレーニングを行うことができます。

 

自重系のトレーニングを中心に行っている場合だと、それを活用すれば筋肉の動きを容易に引き出すことができるようになります。

 

ヒトの動作は筋肉の連動によるものです。

 

なので、全身の筋肉をバランス良く効率的に鍛えることが必要になってきます。

 

負荷を使わずにトレーニングを始めるのなら、キネティックチェーンは意識しておいた方が良いでしょう。

ランニング後に股関節に違和感が生じたら…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はランニングと股関節痛の関係について少しお話させて頂きます。

 

長距離を走った後に鼠頚部や股関節に痛みが生じる場合があります。

 

主な原因は、繰り返し動作によって鼠頚部や股関節に機械的な刺激が加わって炎症が生じ、痛みを誘発します。

 

予防するには股関節周囲筋の柔軟性を高める必要があります。

 

特に内転筋群の柔軟性を高めることが大切になってきます。

 

股割りやサイドランジ、開脚などのストレッチングなどで左右の柔軟性を確認しておきましょう。

 

痛みがあまりにも激しい場合は、痛みが引くまでは休養が原則になります。

 

この時期は外気温も低いため、カラダが温まるまで時間がかかります。

 

準備運動や整理運動も含めて、カラダを動かすようにしましょう。