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月別アーカイブ: 2020年7月

胸鎖乳突筋…これがスマホ首の原因である!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は胸鎖乳突筋が頚部に与える影響について少しお話させて頂きます。

 

胸鎖乳突筋は、鎖骨内側と胸骨中心部分から耳の後ろにある乳様突起に付着している筋肉です。

 

頚部の左右回旋頭部を屈曲・伸展させるなどに働きます。

 

スマホやPCの過使用で、猫背や顎を突き出すような姿勢を長時間続けていると、頚部後面の筋群と共に緊張しやすくなります。

 

また、胸鎖乳突筋近傍にはリンパ節が多数存在しています。

 

なので、緊張状態を放置しておけば、むくみたるみの原因になったりもします。

 

頚や肩の張り感や痛みは、不定愁訴になりがちですが、頚部周囲の筋群をストレッチさせる習慣を持つことで、疼痛予防に効果が現れることもあります。

 

スキマ時間を活用して、こういったストレッチにも取り組んでみましょう。

 

鎖骨と肩の動きは意外と関係性が…!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は鎖骨が肩に与える影響について少しお話させて頂きます。

 

解剖学的に見れば、鎖骨は胸骨と肩甲骨とつながっています。

 

また鎖骨の周囲は多くの神経・血管・リンパが密集しています。

 

なので、筋緊張などの理由で圧迫されると、血流低下を引き起こし老廃物が溜まりやすくなってしまいます。

 

鎖骨に付着する筋肉は、胸鎖乳突筋・僧帽筋(上部線維)・鎖骨下筋・大胸筋の1部・三角筋(前部線維)などがあります。

 

これらは、鎖骨の周囲を取り囲むと同時に強靭な筋肉でもあるので、アプローチしてあげるだけで、肩関節まで効果を出せるともいわれています。

 

ストレッチをしても呼吸が浅い、あるいは肩に違和感をよく感じるといった自覚症状がある場合、鎖骨の動きの悪さが原因であったりするかもしれません。

 

放置することなく、ケアは常に意識しておきましょう。

目的に応じてストレッチを使い分けよう!

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本日は目的別に応じたストレッチの効果について少しお話させて頂きます。

 

ストレッチは、筋や腱の柔軟性を高めることで、関節可動域の拡大に効果を発揮します。

 

筋出力を発揮しやすいのが動的ストレッチで、逆に一時的に筋出力を下げると指摘されているのが静的ストレッチとされています。

 

静的ストレッチには、関節可動域を拡げて柔軟性を高める反面、それによって爆発的な力を発揮させる際には一時的に落ちる、といわれています。

 

とはいえ、ストレッチをせずに運動を行うと、関節可動域および筋肉の柔軟性が低い状態であるため、ケガのリスクは高くなります。

 

なので、運動開始前におけるストレッチとしては、短い時間の静的ストレッチないし動的ストレッチの方が適している、といえるでしょう。

 

就寝前あるいはリラゼーション効果を高めるには、静的ストレッチの方が適しているといえます。

 

良質な睡眠と適度な運動習慣を身につけるためには、日々のストレッチングは不可欠です。

 

目的に応じて使い分け、パフォーマンスの向上につなげましょう。

七夕の笹と東洋医学の関係…

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本日は七夕ですが、東洋医学とも関わりがあります。

 

七夕といえば、笹の葉に短冊に書いた「願い事」を飾るのが通例になっていますよね。

 

笹には病気や災いを避ける意味があります。

 

東洋医学にける陰陽五行では、七夕の季節は「火」にあたります。

 

漢方において、笹は「竹葉(ちくよう)」といって熱くなったカラダを冷ます効果がある、とされています。

 

これから蒸し暑さが増してくるこの季節、目にも涼やかな笹の効果で良い1日を過ごしましょう。

 

コロナウイルスが未だに猛威を奮い、行事も次々に中止となってはいますが、日々の生活に小さくてもいいから楽しいことや嬉しいことがありますように。

 

収束しているであろう来年の七夕には、色んな行事を楽しみたいものです…。