当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は「運動しているのに痩せない理由」について少しお話させて頂きます。
痩せない理由の1つにエネルギー収支の問題があります。
せっかく運動しても、食事量が増えてしまうと、消費エネルギーよりも摂取エネルギーの方が上回って、余った分が脂肪として蓄積されます。
移動手段が車、あるいはデスクワーク中心の生活では、結果的に摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ります。
なので、まずは食事量と摂取エネルギーの把握に努めましょう。
運動によって痩せるのなら、消費エネルギーを増やすことが大切です。
痩せるために食事を抜くなどは厳禁です。
極端な食事制限は、食事によるエネルギー消費量を抑制します。
すると、体内で熱産生する量が減ってしまい、カラダが冷えやすくなり、かえって体重や体脂肪が増えることでそれを補おうとします。
食事はエネルギー摂取のみならず、摂取したものを消化吸収するのに多くのエネルギーを使います。
消化吸収の早いものは、エネルギー消費を抑えることができます。
基礎代謝の中で、最もエネルギーを消費する組織…それは筋肉です。
なので、体内の筋肉量が増えれば、エネルギー消費量も増加しつつ基礎代謝量も上昇します。
基礎代謝は、加齢や運動不足によって徐々に減少します。
食事量がずっと変わらないままだと、基礎代謝が下降した分だけ太りやすいということがいえます。
筋肉量は、適度な負荷を与えたり運動することによって、維持あるいは増加することが知られています。
以上のことから、年齢を重ねるにつれて運動習慣を身につけることが、健康維持にとっては大切なことが分かります。
エネルギー収支、基礎代謝量に他にも、運動内容の適切さが挙げられます。
やみくもにハードな運動をすればいいというわけではありません。
全身性に筋肉刺激を与えているか見直しましょう。
運動が制限されるなどの場合を除いては、全身を使って運動する方がエネルギー消費量は増加します。
特に、背中や肩甲骨周囲は意識して動かすようにしましょう。
筋肉量が増えると、体重が増加する場合があります。
しかし、体脂肪量は減少しているのです。
矛盾しているようですが、引き締まったカラダがたるんだカラダよりも重い場合があるのは、筋肉と脂肪の質量の違いです。
運動はエネルギー消費に伴って、筋肉量と基礎代謝量を増加させてくれます。
運動しているのにやせない場合は、運動習慣と生活習慣の両方から振り返ってみることも大切なことです。
思い当たることがあれば、改善策を考えてみてはいかがでしょうか?
大阪市千林大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
