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本日は腰椎と仙骨の歪みについて少しお話させて頂きます。
骨盤は腰椎に隣接しているため互いに影響します。
骨盤の傾きが過度に前傾・後傾することで、生理的な弯曲を逸脱することによって、腰痛の原因になることが考えられます。
また、骨盤は股関節にも隣接するので、これも互いに影響します。
股関節に疾患があると、骨盤の前傾角に影響して腰椎の弯曲にも変化をもたらします。
姿勢性の腰痛は、仙骨の傾斜角と腰椎の弯曲増大が伴うとされています。
腰椎の弯曲が増大すれば、腰椎の前方組織には牽引力、後方組織には圧迫力が加わるので、力学的ストレスが増大します。
また、重心線が前方に偏移して、平衡保持のために脊柱起立筋が持続的に緊張します。
なので、筋収縮が椎体への圧迫をさらに増大させて、腰痛を引き起こすと考えられています。
股関節疾患による骨盤前傾の増大は、股関節の屈曲拘縮を認めるため、腰痛を併発しやすいといわれています。
仙椎傾斜角の増大は、腰仙椎移行部では上方からの荷重に対し前方への応力が大きくなります。
そのため、椎体を連結する椎間板・靭帯・筋などに過度の負荷が加わります。
不良姿勢は日々の生活習慣からも形成されることがあります。
たとえ少しの時間でも、正しい姿勢を取る習慣を身につけるようにしましょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!