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本日は脂肪分解酵素について少しお話させて頂きます。
皮下脂肪や内臓脂肪は、中性脂肪が皮下や内臓周囲に合成されることで蓄積されていきます。
この中性脂肪を、エネルギーとして分解させるには、遊離脂肪酸とグリセロールに分解する必要があります。
これらをエネルギーとして燃焼させることで、中性脂肪を減らすことができるようになります。
中性脂肪を遊離脂肪酸に分解する酵素がリパーゼです。
リパーゼにはホルモン感受性リパーゼとリポ蛋白リパーゼの2種類があります。(脂肪燃焼に関わるのが前者)
ホルモン感受性リパーゼには、脂肪をエネルギーとして使える状態にしてくれます。
ホルモン感受性リパーゼを活性化させる条件…それは、空腹時に血糖値が下がる場合です。
空腹で血糖値が下がれば、脂肪分解によりエネルギー変換させるグルカゴンというホルモンが分泌されます。
このグルカゴンがホルモン感受性リパーゼを活性化させてくれます。
もう1つは無酸素運動時です。
無酸素運動時、交感神経が優位に作用し、アドレナリンが分泌されます。
アドレナリンもホルモン感受性リパーゼを活性化し、中性脂肪の分解に作用します。
脂肪分解酵素を効率よく作用させるには、ある程度の空腹時で無酸素運動を行い、脂肪を分解してから有酸素運動で燃やす、といったサイクルで行うと効果的になるといえるでしょう。
ただし、極度の空腹状態で行うと、集中力の欠如・心肺機能への負担がかかり過ぎるので注意しましょう。
空腹感が強いようなら、糖分を少量摂取してから行うようにしましょう。
筋力はそのままに、余分な脂肪分は取っておきたいものですね。
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
