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月別アーカイブ: 2016年1月

肩甲骨の動きが悪くなると…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は肩甲骨がカラダに及ぼす影響について少しお話させて頂きます。

 

肩甲骨は鎖骨と関節を形成(肩鎖関節)しているだけで、本来は可動域が広く自由な動きをすることができます。

 

しかし、PC作業や家事などにより、現代人は前のめり姿勢が多いため、肩甲骨の可動範囲が狭くなりがちです。

 

その結果、周囲の筋肉が血行不良を招きます。

 

この状態になると、僧帽筋・肩甲挙筋などがカラダの外側に引っ張られた状態で動かなくなってしまいます。

 

さらに筋肉の緊張状態が続けば、筋肉内に疲労物質が蓄積して痛みを発生させ、肩や背中にまで影響します。

 

痛みに敏感になった筋肉は、自律神経(交感神経)を緊張させ、筋肉内の血管が収縮することで血流低下を引き起こします。

 

悪化した状態の肩甲骨は姿勢にも影響します。

 

そうなると、カラダの色んな部分に歪みを生じさせ、顔のむくみやたるみなど美容面にもトラブルを引き起こす可能性が高くなります。

 

たかが肩こりと侮ると、慢性的な疼痛と姿勢不良を引き起こすため、睡眠不足になりかねません。

 

空き時間を有効に使うなどして、定期的に肩周りをしっかり動かすことを意識しましょう。

 

 

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scapula

運動前にウォーミングアップ…しっかりやってますか?

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本日はウォーミングアップの重要性について少しお話させて頂きます。

 

一般的には、パフォーマンスを最大に発揮する、ケガの防止、動作の予行演習、集中力を高める、体調把握などの目的で行われています。

 

しかし最も重要なこと…それは体温を上げるということです。

 

筋肉の温度は歩くか軽く走るなどの運動をしないと上がりません。

 

静的ストレッチ運動では筋肉の温度はあまり上がらないといわれています。

 

体温が上昇すれば、脳からの指令が手足に素早く送られるようになります。

 

同時に血液中の酸素が溶けやすくなるのです。

 

カラダの隅まで酸素が送られることで、長く繰り返して動かせるようになります。

 

いきなり強い運動をして息が上がるのは、酸素が上手に運搬されていないからです。

 

これらを考慮すれば、運動前の準備段階としてのウォーミングアップがいかに大切かが分かります。

 

基本的な構成としては、①体温上昇にジョギング、②関節可動域拡大に静的ストレッチ、③パフォーマンス向上に動的ストレッチになります。

 

①は5~10分程度、②は各部位30秒で5~10分、③は器具を使ったりなどして10分くらい行います。

 

トータル20~30分程度の時間をかけましょう。

 

ウォーミングアップの効果が持続する時間は約30分くらいです。

 

試合などがある場合は、開始10分前くらいに終えるようにスケジュールを組みましょう。

 

あくまでも心の準備を作ることが主目的なので、強度の高いものは組み込まないようにしましょう。

 

外気温の状況によってもウォーミングアップの時間は変わります。

 

気温が高いときには短めに低いときには長めに…といった感じで、環境に合わせて時間を変化させるといった柔軟な対応は必要です。

 

運動前には必ず体温を上げましょう!!

 

 

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stretching

バランストレーニングがもたらす効果とは?

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本日はバランス能力の向上がもたらす効果について少しお話させて頂きます。

 

バランス能力とは、静止時または運動時の姿勢維持能力不安定な姿勢から速やかに回復させる能力を意味します。

 

この能力は、感覚系・中枢指令系・筋力系などの要素によって決定されます。

 

姿勢の保持は、視覚情報・体性感覚情報(筋・腱・関節からの情報や足裏の圧感覚など)・前庭系の情報(三半規管)などを基にします。

 

それらをが処理して、出された情報指令を骨格筋が実行し、総合的なバランス能力として出力されます。

 

バランストレーニング器具は、その多くが不安定な支持面を作り、その上で姿勢保持させるというものです。

 

姿勢を変えて色々な課題を不安定な支持面上で行います。

 

結果として、バランストレーニングで骨盤や体幹を大きく動かすことにより、意識して動かしにくい体幹部分をしっかり動かします。

 

加齢に伴って筋力が低下することを考えれば、筋力がバランス能力を左右する大きな要因であるといってもいいでしょう。

 

なので、筋トレに加えてバランストレーニングを併用すると、より大きな効果が期待できます。

 

バランス能力が上がれば、基礎代謝が向上し安定性も高くなり、姿勢改善転倒する危険性を減らします。

 

効率よく筋肉を鍛えて、意識的に自分のカラダをしっかりケアしましょう。

 

 

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balance ball

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動時における体幹の役割とは?

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本日は運動時の体幹の機能について少しお話させて頂きます。

 

体幹を構成する主な筋肉には、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群があります。

 

また浅層と深層に分かれますが、浅層の筋肉は直接的な動きに関わり、準備・姿勢の維持・呼吸に関係があります。

 

強靭な体幹を作ることは、静止時・運動時において安定性をもたらし、動きの中でもバランスよく機能し疲労しにくくなります。

 

インパクトの瞬間に、最大のパフォーマンスを発揮するには、ほどよく脱力している必要があります。

 

そのためにはカラダの軸である強靭な体幹が必要になります。

 

手足はリラックスし、体幹はどっしり安定している状態です。

 

弱い体幹では、力が吸収されたり逃げたりするので、うまく手足に力が伝わりません。

 

動作を起こす前に、体幹の深層部はすでに動き出しています。

 

この働きが起こることで姿勢が安定を維持したままで、何か動作をすることができるのです。

 

筋力が低下すると、バランス機能もそれに伴い低下します。

 

キレイな姿勢を作るのも、疲れにくいカラダ作りを目指すにも、まずは体幹部分を意識したトレーニングから始めてみましょう。

 

 

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loco training

 

 

 

 

痺れや痛みを感じたら…早めの対処が重要!?

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本日は腕や手に痺れを感じる疾患について少しお話させて頂きます。

 

<手根管症候群>

手のひら側にある手根管という部位が絞扼(こうやく)されて起こる疾患です。

この部分を通る神経(正中神経)が圧迫されることで、感覚鈍麻・指の痺れ・夜中の痺れが生じます。

主に手根管を通る神経と腱の炎症が神経圧迫の原因とされています。

しかし、糖尿病・手首への繰り返し負担・ホルモンバランスも関連しているとされています。

個人差はあるのですが、不良姿勢自律神経の影響で、肩こりを訴える場合もあります。

進行すれば手術を検討される場合もあります。

 

<胸郭出口症候群>

頚の付け根と胸部の境界あたりに、頚部から腕部に伸びる神経や血管が通る場所があります。

そこは頭や腕の位置・姿勢に影響されやすい場所でもあります。

頚・肩・胸の筋が緊張することで、神経や血管を圧迫・牽引することがあります。

手指が冷たくなる・痺れやだるさ・荷重が腕に加わると痺れる・肩口まで腕を上げると痺れるなどの症状が現れます。

また、鎖骨肋骨などが圧迫に関わることもありますが、中には頚椎自体の変形などが原因となる場合もあります。

 

<肘部管症候群>

肘の内側に神経(尺骨神経)の通る肘部管というトンネルがあります。

この部分は構造的にも繰り返し動作にストレスがかかりやすい部位です。

圧迫・牽引されると、小指・薬指の1部の痺れ・小指側の前腕の痺れ・肘痛・握力低下などの症状が現れます。

肘への負担を避けても症状が重ければ、手術が検討されます。

肘関節への酷使は肩こりを伴う場合も少なくありません。

 

痺れなどの症状を放置すれば、最悪手術になる可能性があります。

 

なので、症状がある場合は無理をせずに、医療機関を受診するようにしましょう。

 

寒さからくる血行不良だから…などど安易に考えるのは危険です。

 

日頃から同一部位への酷使は注意し、姿勢改善などは意識するようにしましょう。

 

 

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糖化

下半身冷えで不調を招く習慣とは?

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本日は下半身の不調について少しお話させて頂きます。

 

東洋医学では、頭寒足熱が健康な状態である、としています。

 

ところが、最近では上半身がのぼせ、下半身が虚血で冷えている場合が増えています。

 

腰~足先にかけての下半身冷えの原因は、骨盤周囲筋の柔軟性が欠如していることが挙げられます。

 

骨盤周囲の筋肉が硬かったり歪んでいたりすると、筋肉や神経の働きは低下して血流の停滞を引き起こします。

 

また、矯正下着を始めとするタイトな衣服も、下半身を締め付けます。

 

結果的に血流を悪くします。

 

なので、タイトすぎる衣服については、連日の着用には充分気をつけましょう。

 

下半身の冷えは、血流が悪くなることから、むくみを起こしやすくなります。

 

湯船に浸かっている時や入浴後など、軽くマッサージなどして血流を促しましょう。

 

放置しておくと、さらなる冷えを起こすので悪循環に陥ります。

 

下半身の冷えは、婦人科系のトラブルや下半身太りを起こす要因の1つです。

 

頭寒足熱を意識して寒い季節を過ごしましょう。

 

 

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oriental medichine

ファンクショナルトレーニングの効果とは?

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本日はファンクショナルトレーニングについて少しお話させて頂きます。

 

ファンクショナルトレーニングとは、スポーツや運動の動きに即した形で行うトレーニング法です。

 

筋力や動作の協調性を高める目的で行います。

 

したがって、カラダの安定性(バランス能力)を向上させるので、体幹部分の筋群強化に大きな効果を上げるといわれています。

 

以前は理学療法の分野で使用されていましたが、最近ではフィットネスの分野で注目されてきています。

 

その理由としては、スポーツやトレーニングの一般的動作の中に、バランスというものを取り入れたものだからではないでしょうか?

 

ファンクショナルトレーニングの長所としては…

●体幹強化による脊椎の安定化を強化し、トレーニングを効果的に実施できる

●運動の動きに即した動作により、筋肉を色んな角度から鍛えられる

●筋と神経系の協調を高めることができる

●筋肉を色んなパターンで働かせるので一定的な筋肉刺激がない

といったことが挙げられます。

 

逆に短所としては…

●体幹筋の補助効果があるので、特定の筋群に対しターゲット化した鍛え方が難しい

●筋力を向上させる効果が低い

●不安定な姿勢で行う動作が多いのでケガの危険性がある

 

これから高齢化社会を迎えるにあたり、バランス能力の向上は必要不可欠といってもいいでしょう。

 

バランスに関連筋を効率よく鍛えるエクササイズとして、試してみる価値があるのではないでしょうか。

 

 

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筋トレ2

骨盤底筋損傷…傷つくとどうなるの?

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本日は骨盤底筋の役割について少しお話させて頂きます。

 

骨盤内には、子宮・膀胱・腸などの臓器が収まっています。

 

そして、それらを支えるのが骨盤底を支える筋膜・靭帯・骨盤底筋群です。

 

これらは一括して骨盤底といわれています。

 

この骨盤底が協調して動くことにより、臓器は支えられて便は尿はコントロールされて必要なときに排泄することができます。

 

骨盤底筋は骨盤の底にあり、恥骨と尾骨の間にある菱形をした筋肉の集まりです。

 

尿道・膣・肛門の3つの穴をつなぐように筋肉が集まり、連動することでそれらを操作しています。

 

骨盤底筋は出産・便秘・肥満で傷つきます。

 

そうなると、頻尿尿漏れといった形で症状が現れます。

 

加齢に伴う筋力低下が原因で、臓器は膣に入り込むようになり、さらには膣を経て骨盤臓器脱になることもあります。

 

40代以上の女性の約11%がこれを経験しているとの報告があるそうです。

 

膣からは、骨盤内にある臓器がどれでも出てくる可能性があります。

 

前から膀胱が出てくれば膀胱瘤、子宮が出てくれば子宮下垂・子宮脱、子宮と直腸の間から小腸が出てくれば小腸瘤、直腸があれば直腸瘤です。

 

子宮を手術で切除したあと、残った膣が出てくる場合は膣脱と呼びます。

 

骨盤臓器脱尿失禁骨盤底障害といいます。

 

いずれも骨盤底の筋肉・靭帯・筋膜の損傷で起こります。

 

なので、骨盤底筋を鍛えることで、全身的に様々な効果をもたらすのです。

 

施術(骨盤矯正など)やエクササイズ…骨盤筋を鍛える方法は様々です。

 

自分に合った方法を選んでしっかり予防対策しましょう!

 

 

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骨盤

睡眠の質は就寝時の姿勢に左右される?

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本日は睡眠時の姿勢がカラダに及ぼす影響について少しお話させて頂きます。

 

日常の姿勢の歪みや筋疲労をリセットする時間帯が睡眠時です。

 

横たわる姿勢が、脊椎や骨盤などカラダの支持機構を担う骨を重力から解放します。

 

快眠の第1歩は良質な睡眠にある、といっても過言ではないでしょう。

 

姿勢としては、立位時と同様に背骨のラインが緩やかなS字になることが理想的です。

 

睡眠時は筋肉が弛緩するので、寝具の固さについては考慮しましょう。

 

枕は頚部をしっかり支えるようなもので、背骨のS字ラインを崩さないものを選ぶようにして下さい。

 

枕が高すぎると、気道が圧迫されて鼾の原因になります。

 

低すぎれば、逆に頭部に血液が滞り不眠を引き起こします。

 

枕の高さが合っていないと、頚部や肩に負担がかかって「寝違え」や「顔のむくみ」といった症状を引き起こすことがあります。

 

肩の力を抜いて上腕の関節を緩めて、手のひら部分は下にして体側に沿わせるイメージで置きましょう。

 

股関節・膝関節・足関節も力を抜いて軽く開き、体重を分散させるイメージを持ちましょう。

 

良質な睡眠が確保されれば、カラダと心のメンテナンスがバランスを取ります。

 

睡眠環境を整えることも健康には大切なのかもしれませんね。

 

 

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happy horumon

冬季の運動は屋内から?

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本日は冬季の運動効果について少しお話させて頂きます。

 

冬になるとカラダは気温差を感じるとともに、平熱を保とうと多くのエネルギー消費がなされています。

 

エネルギー消費が上がれば基礎代謝量も上がります。

 

このことから夏季よりも冬季の方が基礎代謝は高いとされています。

 

冬季の運動の注意点は寒波による外気温の低さと、体温の下降が著しいことが原因で体調を崩しやすいことです。

 

なので、カラダが慣れるまでは屋内で手軽にできる運動から始めるといいでしょう。

 

ストレッチ小さなスペースでできるエクササイズなどで、充分にカラダを動かせる運動が望ましいでしょう。

 

そうすることで、カラダの中から温まるのが実感できるはずです。

 

汗の多寡に関わらず運動効果はあります。

 

汗をかいていなくても水分補給は怠らないようにしましょう。

 

ジャンプ動作もカラダを素早く温める方法の1つです。

 

ただし寒い時期には、ウォーミングアップしてからジャンプしないと、思わぬケガをする場合があります。

 

通勤・通学時には気温も低く、寒さも感じることが多いはずです。

 

いつもより早めに出発して1駅分だけでも歩くとか、階段をできるだけ使用する、などして寒さ解消につなげましょう。

 

少しの運動量でも、その違いは必ずカラダに現れます。

 

運動不足になりがちなこの季節、積極的にカラダを動かして寒い冬を乗り切りましょう!

 

 

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