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日別アーカイブ: 2016年1月16日

頭皮臭の原因は加齢臭からくる!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は頭皮の臭いの原因について少しお話させて頂きます。

 

加齢臭とは皮脂から発生する臭いをいいます。

 

臭いの元はノネナールという体臭成分です。

 

これは、皮脂に含まれるヘキサデセン酸(脂肪酸の1種)が分解され、発生します。

 

なので、加齢臭を減らすにはヘキサデセン酸を減らす、つまり過剰な皮脂の分泌を抑えることが大切です。

 

毛穴には常在菌(ニキビ球菌・ニキビ棹菌・ブドウ球菌・マラセチア菌など)が存在します。

 

常在菌はリパーゼという脂肪分解酵素を持っていて、皮脂を食べて分解します。

 

分解された皮脂は汗と混ざって乳液状になり、頭皮に広がることで保湿しています。

 

しかし、40代頃からヘキサデセン酸が増加してきます。

 

常在菌がヘキサデセン酸を含んだ皮脂を分解することで、ノネナールが発生します。

 

これが40代になると加齢臭が強くなる原因です。

 

男性の方が加齢臭が強いのは、皮脂量が女性のそれよりも多いからです。

 

加えて、女性ホルモンには皮脂の分泌を抑える働きがあります。

 

加齢により女性ホルモンの分泌が男性ホルモンより分泌が減ると、男性ホルモン優位になり皮脂は増えます。

 

すなわち加齢臭の原因が増加することになります。

 

皮脂腺の多いカラダの部位…それは頭皮です。

 

したがって、加齢臭は頭皮から出やすいのです。

 

もう1つの原因は皮脂の酸化です。

 

これには活性酸素が関わっています。

 

活性酸素とは、酸素が活性化したもので、体内の細胞を酸化させます。

 

若いうちは抗酸化物質が働くことで酸化を防いでいます。

 

しかし加齢に伴って体内の抗酸化物質の働きは弱まります。

 

これにより皮脂の酸化は促進するのです。

 

活性酸素が発生する原因には、バランスの悪い食事・飲酒・喫煙・ストレス・乱れた生活リズムが挙げられます。

 

加齢によるノネナールの発生・皮脂の増加・皮脂の酸化という要因が重なって、40代以降になると頭皮の臭いが強くなっていきます。

 

運動やストレッチなどでしっかり汗を流して、新陳代謝を高めると同時に規則正しい生活を心がけましょう!

 

運動不足は体臭にも影響を与える可能性があります…。

 

 

大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

heavy smell