オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2016年1月6日

女性はうつになりやすい!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はうつ病についての性差について少しお話させて頂きます。

 

女性の身体はホルモンバランスが乱れやすいようにできています。

 

これがうつと関係が深いといわれています。

 

月経周期を始め、妊娠・出産・更年期障害…これらは女性の生涯を通じて起こります。

 

ホルモンの変化は、体調の乱れや精神状態の不安定を引き起こします。

 

女性特有のうつ病として代表的な症状は主に3つあります。

 

①月経前症候群(PMS)

月経の始まる10日前頃から、心身が不安定になるトラブルです。

月経開始後2~3日で落ち着いてきます。

このトラブルにより情緒不安定になる人は、全体の2~5割ほどといわれています。

排卵・月経によりホルモンバランスが変化することが要因となります。

精神症状がひどくなると、月経前不快気分障害と診断されることもあります。

 

②産後うつ病

産後2週間目~1年くらいまでの女性にかかりやすいうつといわれています。

産後のホルモンの乱れに加えて、出産と育児疲れや今後の育児への不安などが大きく影響します。

因みにマタニティーブルーとは、産後3~10日くらいに産婦の半数くらいの人が経験する軽いうつのことで、1週間ほどで自然治癒します。

 

③更年期うつ病

閉経を挟んだ前後5年くらいまでの期間を更年期といい、この期間に起こる心身のトラブルを更年期障害といいます。

のぼせ・目まい・多汗・食欲不振などの身体症状に伴って、憂鬱感イライラ不安がつのることもあります。

 

上記の疾患に対しては、薬によってホルモンバランスを整えたり、精神安定剤などを服用しながら治療を進めるのが一般的です。

 

日常で予防対策を進めるには、1日30分程度の時間でもいいので、自分の時間を作りましょう。

 

これは休めるときにしっかり休むという意識づけによって、心の負担を能動的に取り除くことにつながります。

 

1日は24時間しかありません。

 

なので、優先事項をしっかり持つことも重要です。

 

他のことが中途半端になっても、常に優先事項を決めて取り掛かりましょう。

 

全て抱え込むなどの状況に陥れば、心の負担は増す一方です。

 

家族を始め、周囲の協力を求めて円滑なコミュニケーションを確立しておくことも大切です。

 

情報過多な現代社会では、かえって情報量の多さに振り回されることもあります。

 

自分に合ったやり方、自分にできることを中心に、活動時間を有効に使いましょう。

 

 

大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

stress free