オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2019年3月

全身持久力と身体活動量の相関関係とは…!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は全身持久力と身体活動量について少しお話させて頂きます。

 

全身持久力とは、長時間カラダを動かすことができる能力、と定義されています。

 

なので、全身持久力を高めておけば、それに伴って身体活動量も上がるようになります。

 

身体活動量が向上すれば、インスリンの感受性を高めることができるので、肥満や動脈硬化のなど生活習慣病に効果的である、と考えられます。

 

また、運動エネルギー産生時における活性酸素の生産量も抑制することが可能になります。

 

全身持久力を高めるには有酸素運動が効果的ですが、リズミカルな呼吸を意識するようにしましょう。

 

肩で息をするくらいの運動強度では、無酸素運動になりかねません。

 

気候も温暖になってくるこの季節、軽い運動を継続的に行って全身持久力を高めてみませんか。

呼吸と股関節は関連するもの…!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は呼吸と股関節の関係性について少しお話させて頂きます。

 

骨盤には、骨盤底を支える強力な筋肉と筋膜があり、これらを骨盤隔膜といいます。

 

呼吸の深さには、この骨盤隔膜も関係している、といわれています。

 

骨盤隔膜が柔軟性に乏しければ、これに連動して横隔膜の動きも悪くなり、結果的に呼吸は浅くなります。

 

筋肉として直接つながってはいませんが、骨盤隔膜と横隔膜は互いに干渉しあうようになっています。

 

しかし、大腰筋は横隔膜と直接つながっています。

 

なので、大腰筋が固いと横隔膜はその影響を受けることになるので、呼吸は浅くなりがちになります。

 

また、骨盤隔膜と大腰筋は、骨盤および股関節とは密接な関係があります。

 

呼吸は体幹部だけでは行われていません。

 

各部位が連動して調和することで、呼吸は深く行うことができ、代謝を高めることが可能になります。

 

股関節の柔軟性を高めることが、呼吸にも大きく関係しているということが考えられるのではないでしょうか。

事前疲労法を活用して正しいフォームを身につけよう!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は事前疲労法(プレ・イグゾースト法)について少しお話させて頂きます。

 

プレ・イグゾースト法は、大きな筋肉を鍛える際、その部位に集中的に負荷を加える目的で行います。

 

一般的に筋トレは、高重量を挙げるコンパウンド種目(多関節種目)の後で、1つの筋肉を集中して鍛えるアイソレート種目(単関節種目)を実施します。

 

しかし、プレ・イグゾースト法ではこの逆、つまりアイソレート種目→コンパウンド種目という順で実施します。

 

なので、プレ・イグゾースト法ではメイン種目での負荷が、本来より低くなってしまいます。

 

使用重量が低くなれば、筋力や筋肉の発達が遅くなりますが、うまく効かせられないコンパウンド種目がある場合には効果的な方法です。

 

プレ・イグゾースト法で疲労した筋肉は、大きい筋肉を意識しやすくするメリットがあるので、正しいフォームを身につけるヒントを与えてくれます。

 

ターゲットにする筋肉へのトレーニングがうまくいかず、感覚をつかむのに試してみるのもアリなのでは…?

肋骨の動きで呼吸は変わるもの…!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は肋骨の動きと呼吸の関係性について少しお話させて頂きます。

 

●吸い込んだ時に肩だけが上下する

肋骨の下方にある横隔膜の動きが悪くなっています。

緊張しやすくなって、頚部・肩部に違和感が生じやすくなります。

 

●吸い込んだ時に肋骨が横に拡がる

安静時には横隔膜が動いているので、正しい呼吸ができている可能性が高いでしょう。

動作時にも肋骨の動きを出せるよう意識してみましょう。

 

●吸い込んだ時に肋骨が前後左右に拡がる

横隔膜の動きがよく、正しい呼吸ができています。

肋骨が柔らかく動いて、体幹を安定させることができます。

 

また呼気時と吸気時に肋骨の周径が7cm以上あれば、体幹部の深層筋が作用して腹腔内圧を高めるのに効果的といわれています。

 

肋骨が大きく動かせる呼吸は、体幹を上手に動かせる第1歩です。

 

腹筋を鍛える前に、呼吸時の肋骨の動きも確認してみましょう。

 

 

胃にやさしい食習慣を身につけるには!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は胃に負担のかからない食習慣について少しお話させて頂きます。

 

食生活においても、ストレスは排除すべき要因の1つです。

 

食生活におけるストレスは以下のものが代表的です。

 

①不規則な食生活

食事をすれば消化・吸収が行われますが、これには消化液が大きく関わっています。

食事の時間が不規則だと、消化液の分泌量にも影響を与えます。

多量の分泌は胃潰瘍など胃の疾病を引き起こす原因になりかねないので、できるだけ規則的に摂取しましょう。

 

②咀嚼をあまりしない(早食いなど)

咀嚼が必要なのは理由があります。

咀嚼あまりせずに食物が大きいまま胃に入ると、負担がその分かかることになるので、胃はストレスを受けやすくなってしまいます。

「よく噛んで食べる」ということは胃の負担を軽減させ、消化・吸収を円滑にさせることにつながります。

 

③刺激物の過剰摂取

味つけの濃いもの・激辛なもの・熱すぎるもの・冷たすぎるものなどは、偏って食べ過ぎると胃にストレスがかかり、負担を増大させます。

寒い季節や暑い季節などで、ついつい偏った食事をしがちですが、気をつけないと胃に負担がかかるので充分注意しておきましょう。

 

ハメをはずして食べ過ぎたり、嫌なことを解消するためのヤケ喰いなどは、胃を悪くするもとです。

 

たまには良いかも…ですが、食習慣作りも意識しておきたいものですね。

 

 

腹式呼吸で深呼吸できるようになるには…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は腹式呼吸について少しお話させて頂きます。

 

腹式呼吸とは、横隔膜が下がることによって、肺がふくらんで酸素を取り込む呼吸をいいます。

 

なので、横隔膜の働きが主となる呼吸法である、ということです。

 

カラダを活性化させるのに、特殊な訓練などが必要なく誰にでもできる、というメリットがあります。

 

効果としては、精神状態の安定化・血中酸素の増加に伴う組織の活性化・集中力の向上・自律神経の調和などが挙げられます。

 

鼻から息を吸ってお腹をふくらませ、ゆっくりと息を吐き出しながらお腹をへこませていきます。

 

1回の呼吸に9~10秒かけ、1分あたり6~7回を意識しましょう。(吸う時に2~3秒吐く時に6~7秒ほどかけるように行う)

 

下腹部に溜まった古い空気を細くゆっくり吐き切るように行い、吐き切ったら脱力します。

 

不規則な現代人の生活様式において、良質な睡眠をとるということは重要な問題です。

 

ストレスによる過度な緊張状態を緩和するためにも、深呼吸を行うという習慣づけを意識しましょう。