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月別アーカイブ: 2020年6月

暑熱環境における減量の注意点について…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は暑熱環境下における減量について少しお話させて頂きます。

 

コロナウイルスによる自粛が随分続いたため、運動不足を自覚して夏に向けて減量に励むといった行動もつい考えがちになります。

 

この時期における減量は、慎重に対応する必要があります。

 

食事量を減らすというよりも、トレーニングなどによって筋量を増やすことを心がけながら食事を意識しましょう。

 

なので、食事のボリュームを無理に変えることなどせずに、食物繊維の豊富な野菜・キノコ類・海藻類を普段の食事から多く摂るようにしましょう。

 

時間をかけてゆっくり食事すること、欠食せず3食きっちり摂るなどは当然必要になってきます。

 

朝・昼・夕食について、タンパク質を含むものがあるかチェックし、その上で不足分をプロテインなどで補いましょう。

 

また、今までの不足分を取り返そうとして、無理にハードなメニューをこなそうとするのも危険です。

 

この時期は熱中症の危険性も高まってくるので、運動量については段階的に増やす必要があります。

 

自粛以前のコンディションに戻すではなく、近づけるといった意識で取り組むようにしましょう。

 

体調管理はエネルギーバランスの収支で考え、無理なくトレーニングを進めていきましょう。

膝蓋骨の動きが固い…膝窩筋と関係が!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は膝蓋骨(膝の皿)と膝窩筋(膝裏の筋肉)の関係性について少しお話させて頂きます。

 

膝の動きが固いと、ついつい大腿四頭筋などの主動筋をストレッチするなどして柔軟性の回復に努めて対処しがちです。

 

しかし、それでも固さや痛みが取れない場合、膝裏の方にも目を向けて見ましょう。

 

膝窩筋は、腓骨~腓腹筋の内側に向かって走行している筋肉です。

 

この走行に沿って、上下あるいは左右にゆっくりとほぐすと、膝裏の突っ張った感じが改善されてきます。

 

膝裏の動きが固いと、腓腹筋にも影響を与え、引きつりを起こしやすくなったりします。

 

膝の動きに違和感を覚えたら、膝だけでなく膝裏の方も合わせて確認するように意識しましょう。

体重増加に対する減量の注意点とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は体重増加に取り組むダイエットのリスク管理について少しお話させて頂きます。

 

自粛期間中に体重が増えてしまって、その中身が筋肉ではなく脂肪だとしたら…。

 

体重が増えたことによって、荷重関節である膝関節・足関節・腰椎などが余分な錘をつけて動くことになり、場合によっては痛みの原因になります。

 

体重が増えた分だけ減量する…ごく自然な流れですが、季節柄これから暑さが厳しくなってくるので、減量には慎重に対応する必要があります。

 

暑熱環境による夏バテなどを考慮すると、食事量を増やすというよりも筋肉量を増やすことを心がけて食生活を意識しましょう。

 

始めるとすれば、菓子などの間食をやめる食物繊維の多いものを積極的に摂取するよく噛んで食べる3食きっちり摂る、などがあります。

 

食事はいつも通りで、徐々に活動量を増やしながら体調管理に努めるようにしましょう。

 

急激な運動は、暑熱環境化では熱中症脱水症状を引き起こすので、絶対に控えましょう。

 

適宜休憩を取って、こまめな水分補給塩分補給を行いつつ、自粛以前のコンディションに近づけていくことが大切です。

 

 

テーピング固定における注意点について…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はテーピングの注意点について少しお話させて頂きます。

 

固定のためのテーピングは、決まった巻き方があります。

 

なので、その巻き方を知らないと、効果を最大に発揮することができません。

 

巻き方を知らないと、かえってケガをしてしまう可能性もあるので、正しい巻き方に沿って活用しましょう。

 

テーピングは動作によって少しずつ剥がれズレが生じます。

 

なので、長時間その効果を維持できません。

 

できれば、運動を行う直前くらいのタイミングでテーピングするようにしましょう。

 

固定時は患部の汗をしっかり拭き取って、剥がれにくくすることも大切なポイントです。

 

キツく巻き過ぎると、血行が悪くなって神経障害が起きたり、皮膚との摩擦によって擦過傷になるケースも考えられます。

 

何度もテーピングを行って、どの程度の巻き方が最適なのかは把握しておきましょう。

 

テーピングは、サポートアイテムとして汎用性があるので、運動時だけでなく日常生活や疲れの蓄積に対しても効果が期待できます。

 

積極的に活用して、パフォーマンスの向上に役立ててみましょう。

ランニングで腓腹筋に違和感が生じる理由とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はランニング時における下腿部の痛みの原因について少しお話させて頂きます。

 

●過剰なランニングにおける肉離れ(筋挫傷)

肉離れとは、急激に筋肉を収縮させ筋線維の1部を損傷することです。

オーバーワークと気づかずに走っていると、始めは違和感程度の症状ですが、ケアを怠ると肉離れを起こす危険性は高くなります。

 

●水分不足

水分をしっかり摂取していなければ、走行中に腓腹筋が痙攣する(足がつった状態)ようになります。

水分不足だけでなく、疲労が蓄積した状態でも起きやすいので注意が必要です。

 

●シューズのサイズが合っていない

大きいサイズの場合だと、足裏が安定しなくなってしまうので、足指や腓腹筋の力を過剰に使って安定させようとするのが原因になります。

逆に小さいサイズだと、足指の動きが制限されて着地の際の衝撃吸収が不十分となり、腓腹筋に過剰な負担が加わります。

 

ランニングで下腿部に違和感や痛みを覚えた際には、ペース配分・水分摂取・シューズのサイズを見直してみましょう。

 

面倒くさがらずに、シューズの紐の確認と水分摂取については、毎回行うようにしましょう。

 

運動前後のケアはいうまでもありません。