月別アーカイブ: 2016年12月

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

本日は肉離れの原因について少しお話させて頂きます。

肉離れとは、急激な筋収縮が筋細胞や筋膜を引き伸ばすことで、筋肉が部分断裂や損傷したりするものをいいます。

筋肉の柔軟性がある幼児期にはあまりみられませんが、骨格や筋が大人に近づくにつれて多く発症するようになります。

ヒトは20歳を過ぎたあたりから、徐々に筋・腱の柔軟性は衰えてくる、といわれています。

運動習慣のない生活をしていると、筋肉が萎縮していたり固かったりなどしているので、無理な運動や行動で肉離れを引き起こすことがあります。

なので、日頃から筋肉の柔軟性をつける努力をするというのは、非常に大切なことでもあるのです。

また、筋肉は疲労の蓄積によっても、肉離れが起こることがあります。

運動後のストレッチ不足、生活習慣の乱れ、睡眠不足、オーバートレーニングなどは筋疲労を起こす危険性は高いといえるでしょう。

まれに疲労骨折を併発することもあるので、痛みが非常に激しい場合は直ちに医療機関で受診するようにしましょう。

疲れを取るためのリラックスできる時間の確保は、現代人の健康には大切なことではないでしょうか？

年末年始はゆっくり過ごされますよう…。

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本日はゼリー飲料の効能について少しお話させて頂きます。

ゼリー飲料の主な目的は、一度にたくさんの糖質を補給できることと、摂取した糖質が体内に素早く吸収されることにあります。

しかし、実際に含まれている栄養分を見ると、栄養に偏りがあるものがほとんどです。

それでも、糖分を簡単に補給できることができるので、エネルギーを取るという意味では効果的でしょう。

ゼリー飲料に含まれるブドウ糖は、単糖類なので吸収が非常によく、血糖値を急激に上げることができます。

また、ビタミン類も含まれていますが、ほとんどが合成ビタミンと呼ばれるもので、天然ビタミンと違って効果は薄いといえるでしょう。

合成ビタミンを摂取しても、カラダに効くかどうかは分からないので、考えて摂取したいものですね。

ゼリー飲料の長所と短所を把握して、カラダ作りに活用してみてはいかがでしょうか？

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本日はHIIT（高強度インターバルトレーニング）の脂肪燃焼効果について少しお話させて頂きます。

HIITの脂肪燃焼効果は、有酸素運動のそれと比べて６倍もの燃焼効果があるといわれています。

それには理由があります。

有酸素運動に比べると、運動中の消費カロリーは低くなります。

しかし、HIITでは使用されるエネルギーは主に糖質になります。（脂肪はほとんど使われません）

時間も短く、脂肪燃焼効果が自覚しにくいHIITですが、なぜ有酸素運動よりも実証効果が高いとされているのか…？

それは成長ホルモンの分泌が関係しているからです。

成長ホルモンは、筋肉や細胞の成長を促す作用があります。

HIITでは、研究などでトレーニング後に約６時間に渡って成長ホルモンが分泌される、ということが明らかになっています。

体脂肪を落とすという目的であれば、HIITが有酸素運動よりも効果的でしょう。

短時間で済む上に、心肺機能が強化されます。

ただし、このトレーニングは心臓に大きな負担がかかります。

なので、体重とコンディションに充分注意した上で、無理のない範囲で行うようにしましょう。（準備運動は絶対に行うこと）

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本日は運動前後の筋膜リリースの効果について少しお話させて頂きます。

筋膜リリースを行うことで、固くなった筋膜に柔軟性が戻ります。

その結果、関節の円滑な動き・疲労感の軽減・疲労回復の促進などが期待できます。

筋トレなどに筋膜リリースを取り入れたりすれば、通常より早い回復を見込めるとさえいわれています。

筋膜は筋肉を引き締めるように覆っているので、筋肉が収縮すると筋膜が柔軟性を失うので、本来の可動域まで動くことができません。

しかし、筋膜リリースを行うと、この状態から開放されることになるので、筋肉は本来の可動域を取り戻すので、効率の良い筋トレができるようになります。

また、筋膜の癒着により、カラダのどこか１部が制限されると、それを補おうと他の筋肉と関節に負担が生じます。

結果、トレーニング中にケガを引き起こす原因を作ることになってしまいます。

なので、筋膜リリースを行っておけば、全ての筋肉がスムーズに動いて、筋トレ時のケガの危険性を予防してくれます。

もちろん、筋肉のケアをするにあたって、サプリメントやプロテインなども大切な要因ですが、筋膜リリースを取り入れればもっと効率的になるはずです。

グリッドローラーなどを利用して、柔軟性のある筋肉を育てて、安全でケガのないトレーニングを行いましょう。

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本日は脇腹を鍛える効果について少しお話させて頂きます。

腹斜筋には、ウエストのくびれに大きく関与しています。

腹斜筋を鍛えれば、お腹はキュッと引き締められます。（腹直筋ばかり鍛えていても、なかなかそうはなりません）

腹斜筋は脇腹～腹筋前面にかけて分布しているので、ウエスト全体を引き締めるのであれば、腹斜筋を鍛えた方が効率的です。

このように、ウエストの引き締め（サイズダウン）には腹斜筋を鍛えることが重要ですが、それ以外にも効果があります。

鍛えることによってお腹周りの血行状況が改善されて、栄養が行き渡りやすくなる、ということです。

ヒトのカラダで脂肪がつきやすい部分は、どうしても血行状況が悪くなって老廃物が溜まりやすくなります。

そのせいで、栄養素が行き届きにくくなって、脂肪は落ちにくくなってしまいます。

なので、筋肉を刺激することは非常に効果的といえるでしょう。

以上のことから、脇腹のトレーニングはくびれを形成して血行を改善する効果があり、脂肪がつきにくいカラダになることが分かります。

腹斜筋は、意識しないと日常でもあまり使われることはありません。

なので、筋トレなどで腹斜筋を集中的に鍛えることは、非常に効果があるといえるでしょう。

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本日は骨の老化と運動の関係性について少しお話させて頂きます。

加齢に伴って、筋骨格系は弱くなってきます。

骨を形成するカルシウムは、腸から吸収されて骨に取り込まれます。

なので、食が細くなってくると、カルシウムが吸収不足になって、骨密度が低下します。

骨粗しょう症は、20代の骨密度と比較して、70％未満まで減少するといわれています。

一般的に、カルシウム不足で変形しやすい骨は、大腿骨上端・撓骨・尺骨・脊椎骨といわれています。

これらの骨は、立つ・歩く・カラダを支える、といった重要な働きをする部位でもあります。

骨を強くするのに、カルシウムを補給するだけではなく、負荷をかけるのも効果があります。

なので、運動を行うことで圧力（負荷）が加わって、骨密度を上げることができます。

筋肉は新陳代謝が活発な組織なので、効果が出やすい上に日常生活などでも強化できます。

特に、骨格筋を刺激することで、付着している部位の骨も一緒に刺激を受けることになるので、骨密度低下の予防につながります。

特に、脊柱起立筋・腹斜筋・腸腰筋・大臀筋・大腿四頭筋・ハムストリングス・前脛骨筋など抗重力筋を中心に鍛えて、骨の老化防止に努めましょう。

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本日は冬野菜の栄養について少しお話させて頂きます。

●カブ

アミラーゼを含んでいるため、胃腸の機能を高めて胃もたれに効果的です。

●カリフラワー

ビタミンCや食物繊維を多く含んでいるので、肌荒れや便秘に非常に効果があります。

●小松菜

カルシウム・ビタミンC・βカロテンなどが含まれており、免疫力向上に効果的です。

また、野菜の中でもトップクラスの鉄分を含んでいます。

●ゴボウ

食物繊維の含有量が非常に多く、整腸作用があります。

また、強い抗酸化能力を持つポリフェノールも多く、老化防止に効果的です。

●春菊

咳を鎮め、胃腸の働きを改善してくれます。

βカロテン・ビタミンCも多く含んでいます。

●大根

消化酵素であるジアスターゼが、消化を補って胃腸の働きを促します。

大根の葉には、カロテンや鉄分が多く含まれています。

●ネギ

強い抗酸化力と疲労回復効果のあるアリシンを多く含んでいます。

また、ビタミンCやβカロテンも多く含んでいます。

●白菜

美容に効果的な食材といわれています。

カロリーも低いので、便秘やシミ・シワを予防します。

●ホウレンソウ

βカロテン・ビタミンC・鉄分が多く含まれており、貧血予防には効果的な食材です。

冬に取れる野菜は、栄養分をしっかり貯蔵しています。

冬野菜とは、秋までに成長を終え、冬まで根付いているいる植物のことを指します。

また寒さにさらされて、糖度が増す野菜が多く、他の季節よりも甘味が増しているものが多いです。

風邪や肌の予防に効果的な冬野菜を活用して、健康に冬を過ごしましょう。

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本日は乳製品における遅延型アレルギーについて少しお話させて頂きます。

遅延型アレルギーとは、原因食物を摂取してから数時間～数週間後に症状が発現するものをいいます。

症状は、頭痛・発疹・目まい・下痢・肌荒れと様々です。

ダイエットや便秘に効果的といった理由で、頻繁に食べていると意外にアレルギーの原因になることもあります。

歴史的にみて、我が国で比較的新しく導入された食材（小麦・アスパラガス・肉など）は、遅延型アレルギーの原因食材になりやすいとされています。

しかし、原因食材が判明しても、完全に除去する必要はありません。

食べる頻度と量を調整すれば、改善するケースが多いので、できれば食事内容と症状の記録をとるようにしましょう。

つまり、適切な食事間隔と摂取量さえ把握しておけば、自分のカラダに合った食生活として健康的に生活できるようになるはずです。

カラダに良いものでも、食べ過ぎると転じて害をなすかも…です。

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