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日別アーカイブ: 2016年12月6日

運動による貧血は意外にも10代に多い!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は運動性貧血について少しお話させて頂きます。

 

運動性貧血は、持久系の運動に取り組む競技に特有な貧血、といわれています。

 

発現形態は、ヘモグロビン合成・鉄吸収など、鉄欠乏性貧血のメカニズムと類似しています。

 

ただし、体内血量やヘモグロビン濃度の変化を起こす理由が、運動に由来することと体内鉄量の減少の仕方は、運動性貧血の特徴です。

 

成長との関連から、20代よりも10代の方が運動性貧血の頻度は高くなっています。

 

思春期には、色々な栄養素と共に、鉄供給が進んでいます。

 

つまり、成長の過程で鉄を必要としているのです。

 

20代になると、成長に伴う鉄の消費は少なくなっています。

 

なので、運動性貧血の発現も少ない、と考えられています。

 

思春期には、運動をしていなくても鉄を必要とするので、そこに運動によってヘモグロビンの合成が進まなければ、運動性貧血は起きやすくなります。

 

食事の際には鉄分を意識して摂取するなど、食生活を再確認することも大切なのではないでしょうか?

 

 

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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

バテバテ