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月別アーカイブ: 2021年2月

タンパク質と炭水化物の意外な関係とは…?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はタンパク質と糖質の関係性について少しお話させて頂きます。

 

筋肉を維持するのに最低限必要なタンパク質は、1日あたり体重1㎏に対して1.2gです。

 

タンパク質は摂りだめできないので、朝・昼・晩の3回に分けて最低でも20gが必要です。

 

筋肉を増やすのであれば30gは必要だとされています。

 

ヒトが摂取する炭水化物の約2割は脳で使われており、脳だけで1日400㎉も消費されています。

 

飢餓状態を除いて、基本的に脳がエネルギーとして使用するのは炭水化物(=糖質)だけです。

 

なので、糖質制限を過度に行うと、脳は1部のタンパク質をエネルギーとして調達します。

 

つまり、食事で充分なタンパク質が摂取できていないと、筋肉量は減少することになります。

 

いわゆる隠れ肥満になるケースが多いのは、炭水化物とタンパク質の摂取が少ないことによって筋肉が減るからです。

 

糖質は筋肉の分解を抑制するのに必要である、ということがいえるでしょう。

 

ダイエットなどに取り組む際には、タンパク質と炭水化物の性質を理解した上で取り組むようにしましょう。

1日1食ダイエット…その効果とは!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は1日1食の効果について少しお話させて頂きます。

 

ダイエット効果については、摂取カロリーが減るので効果はあるといっていいでしょう。

 

ただし、タンパク質を摂取できないことが多いため、筋肉量も減ることになります。

 

筋肉は脂肪よりも比重が重いので、体重はその分だけ減ることになります。

 

しかし、筋肉量が減ると基礎代謝が下がるため、カラダは少ないカロリーで活動する省エネモードに入ります。

 

なので、目標体重をクリアしてから従来の食生活に戻せば…あっという間にリバウンドを起こすので、ダイエット目的には不適切だといえるでしょう。

 

栄養バランスを考えて、1日1食を実践すると、肌の調子が良くなる・集中力が上がる・カラダの軽さを実感する・食べ物が美味しく感じるなどの効果は期待できます。

 

体重管理を行う上で色んな方法がありますが、食事についてはしっかりと咀嚼して時間をかけて食べることが大切です。

運動前に知っておきたい自分のカラダ…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は運動前におけるセルフチェックについて少しお話させて頂きます。

 

1日の中で寒暖差が大きいと、体調を崩しやすくなります。

 

たとえ健康であっても、その日その日で体調は常に変化しています。

 

なので、安全のためにも運動前のセルフチェックは非常に大切です。

 

その日の健康状態をチェックする習慣は、運動が可能か確認すると同時に運動中に起こりうる事故やケガを未然に防ぐことができるからです。

 

確認項目として…

●熱がないか

●カラダはだるくないか

●睡眠不足でないか

●食欲はあるか

●お腹をこわしていないか

●頭痛・胸痛はないか

●前回の運動の疲れは残っていないか

●血圧は正常か

 

自分の感覚で分かるものがほとんどですが、血圧だけは感覚では把握しづらいので、日頃から血圧測定をして正常値を知っておきましょう。

 

正常値から外れている場合、自覚症状はなくても無理なメニューをこなさず、運動量を加減したり休養をとるように心がけましょう。

疲れないカラダ作りのために習慣化させておきたいこと

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は疲れにくいカラダ作りについて少しお話させて頂きます。

 

①食習慣

活動するための1日分のエネルギー確保をするために、朝・昼・晩の3食を摂ることはとても大切です。

このうち最も大切なのが朝食です。

朝食は体温を上昇させ、活動のエネルギー源を担う役割を果たします。

また、朝食の時間を決めることで、規則正しい食習慣が確立され、自律神経のバランスも整えます。

 

②適度な軽い運動

1日10~30分くらいの軽い運動は、疲れにくいカラダ作りには有効です。

軽い運動習慣は、積極的休養とも呼ばれています。

積極的休養の利点は、体力にあった運動によって、血流改善と代謝促進による疲労物質の排除が期待できることです。

にも栄養が行き届きやすくなるので、疲労感の解消効果も期待できます。

 

③就寝前のPCおよびスマホ操作

眠りの質を上げるためにも、就寝前のPCおよびスマホ操作を極力控えること。

ブルーライトは、目がさえて入眠を妨げるだけではなく、眼精疲労の原因にもなります。

就寝30分前くらいには、照明を落として睡眠モードに切り替えるようにしましょう。

 

生活習慣を少し見直すだけで、疲れにくいカラダ作りにつなげることはできるはずです。

 

年齢的なものが原因なのでは…などと安直に考えず、食事・運動・睡眠の基本的な習慣を見直して、健康的なカラダ作りを意識しましょう。