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タンパク質と炭水化物の意外な関係とは…?

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当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はタンパク質と糖質の関係性について少しお話させて頂きます。

 

筋肉を維持するのに最低限必要なタンパク質は、1日あたり体重1㎏に対して1.2gです。

 

タンパク質は摂りだめできないので、朝・昼・晩の3回に分けて最低でも20gが必要です。

 

筋肉を増やすのであれば30gは必要だとされています。

 

ヒトが摂取する炭水化物の約2割は脳で使われており、脳だけで1日400㎉も消費されています。

 

飢餓状態を除いて、基本的に脳がエネルギーとして使用するのは炭水化物(=糖質)だけです。

 

なので、糖質制限を過度に行うと、脳は1部のタンパク質をエネルギーとして調達します。

 

つまり、食事で充分なタンパク質が摂取できていないと、筋肉量は減少することになります。

 

いわゆる隠れ肥満になるケースが多いのは、炭水化物とタンパク質の摂取が少ないことによって筋肉が減るからです。

 

糖質は筋肉の分解を抑制するのに必要である、ということがいえるでしょう。

 

ダイエットなどに取り組む際には、タンパク質と炭水化物の性質を理解した上で取り組むようにしましょう。