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日別アーカイブ: 2016年1月9日

東洋医学にみる冬野菜の効果

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は冬野菜の効果について少しお話させて頂きます。

 

東洋医学においては、冷え性の原因が大別して5つに分かれます。

 

①陽気不足

カラダを温めるためのエネルギーが不足している状態です。

体温が低い人には陽気不足が多いとされています。

 

②瘀血

血液の粘り気が多すぎて、血液が血管の中を通りにくい状態です。

老廃物が排泄できずに体調不良を引き起こします。

 

③血虚

血液の量が足りない状態です。

顔色が青白くなったり、痩せてしまったりします。

 

④水毒

水分の過剰摂取代謝不良によって、胃腸機能が低下した状態です。

体内に溜まった水がカラダを冷やし血行不良を引き起こします。

 

⑤気逆

顔や上半身がのぼせているのに、下半身が冷えている状態です。

更年期の女性に多いとされています。

 

血行を良くする食材は、東洋医学でもよく知られています。

 

カラダを温める食材としては、ショウガ・ネギ・ニンニク・唐辛子などが挙げられます。

 

血液の粘度をサラサラにする食材として、根菜類・タマネギ・食塩などが知られています。

 

総じて、寒い地域で採れるもの・硬く水分が少ないもの・煮て食べるもの・塩辛いものと考えるといいでしょう。

 

逆にカラダを冷やすのが、合成甘味料・食品添加物・砂糖・アルコールなど刺激のある飲料・スナック菓子・チョコレート・牛乳・アイスクリーム・タバコなどが挙げられます。

 

総じて、加工食品・精製物・温かい地域で採れるもの・柔らかいものと考えるといいでしょう。

 

以上のことから、季節に応じた食材を食べるようにすれば、カラダにも負担がかかりにくく快適に過ごすことができるといえるでしょう。

 

血行促進にはカラダに負担がかかり過ぎない適度な運動半身浴温冷浴なども効果が期待できます。

 

色々な方法を試行錯誤して、自分に合った最適な血行改善の方法を探し出してみてはいかがでしょう?

 

 

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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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