当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は骨盤底筋の役割について少しお話させて頂きます。
骨盤内には、子宮・膀胱・腸などの臓器が収まっています。
そして、それらを支えるのが骨盤底を支える筋膜・靭帯・骨盤底筋群です。
これらは一括して骨盤底といわれています。
この骨盤底が協調して動くことにより、臓器は支えられて便は尿はコントロールされて必要なときに排泄することができます。
骨盤底筋は骨盤の底にあり、恥骨と尾骨の間にある菱形をした筋肉の集まりです。
尿道・膣・肛門の3つの穴をつなぐように筋肉が集まり、連動することでそれらを操作しています。
骨盤底筋は出産・便秘・肥満で傷つきます。
そうなると、頻尿や尿漏れといった形で症状が現れます。
加齢に伴う筋力低下が原因で、臓器は膣に入り込むようになり、さらには膣を経て骨盤臓器脱になることもあります。
40代以上の女性の約11%がこれを経験しているとの報告があるそうです。
膣からは、骨盤内にある臓器がどれでも出てくる可能性があります。
前から膀胱が出てくれば膀胱瘤、子宮が出てくれば子宮下垂・子宮脱、子宮と直腸の間から小腸が出てくれば小腸瘤、直腸があれば直腸瘤です。
子宮を手術で切除したあと、残った膣が出てくる場合は膣脱と呼びます。
骨盤臓器脱と尿失禁を骨盤底障害といいます。
いずれも骨盤底の筋肉・靭帯・筋膜の損傷で起こります。
なので、骨盤底筋を鍛えることで、全身的に様々な効果をもたらすのです。
施術(骨盤矯正など)やエクササイズ…骨盤筋を鍛える方法は様々です。
自分に合った方法を選んでしっかり予防対策しましょう!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!