当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は呼吸について少しお話させて頂きます。
多忙な生活習慣から、ストレスを溜めやすい現代人は、どうしても呼吸は浅くなりがちです。
主に口で呼吸すれば、細胞に酸素や栄養が充分に行き渡らなくなります。
また、口呼吸は空気中の埃や菌が体内に直接入るので、健康にもよくありません。
それに対して、鼻呼吸は鼻腔内が粘膜で覆われているため、菌の体内侵入を防いでくれます。
また、鼻呼吸だと深呼吸するので、酸素や栄養素を隅々まで行き渡らせることができます。
体内に大量の酸素が取り込まれると、代謝が上がると同時に脂肪燃焼効果も高まります。
酸素が、脂肪中のリパーゼ(脂肪分解酵素)を活性化して、脂肪を燃やしてくれるからです。
脂肪は1度つくとなかなか取れません。
しかし、筋肉のエネルギー源は脂肪と糖質です。
脂肪は酸素なしではエネルギーを産生できませんが、糖質は酸素なしでもそれが可能になります。
なので、深呼吸をして大量の酸素を取り込むと、筋肉細胞中のミトコンドリアに取り込まれて、酸素の力で脂肪は分解します。
これをTCAサイクルと呼びます。
体内に充分な酸素がなければ、脂肪はTCAサイクルに入ることができずに蓄積されてしまいます。
使用されない脂肪は、エネルギー源が不足したときのために溜め込む性質があります。
人体の約40%は筋肉で構成されています。
なので、筋肉細胞に酸素が充分行き渡れば、無駄な脂肪は燃焼することが分かります。
有酸素運動をすると、糖質と脂肪も使われるので、運動するにつれ脂肪は減少します。
運動を頻繁にできる機会がなくても、しっかり呼吸して酸素を取り込む習慣を身につければ、酸素が無駄な脂肪を燃やしてくれます。
呼吸を深く酸素をたっぷりと。
これを意識すれば、以外に脂肪燃焼効果があるかもしれませんね (^^♪
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!