当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は鼠径部痛症候群について少しお話させて頂きます。
下肢の打撲・足関節捻挫などの障害をかばって、運動を続けると不自然な使い方により可動性・安定性・協調性が不良になります。
1度なってしまうと、なかなか治りにくい症状ともいわれています。
鼠径部周辺の運動痛・圧痛、大腿内側あたりの痛みを訴えます。
体幹から股関節周囲の可動域が減少し、股関節周囲筋の過緊張や股関節外転・外旋・伸展筋群の不安定性が生じます。
これによって体幹と下肢の協調性が崩れ、機能低下を伴って症状は慢性化します。
股関節は、内転筋や外転筋をうまく使えないと、骨盤は主にハムストリングスによって支えられます。
これはハムストリングスの過緊張を引き起こします。
鼠径部周辺に違和感を感じ、体幹から下肢への可動性・安定性・協調性に問題が発生した場合は、鼠径部痛症候群の疑いがあります。
スポーツ外傷などの場合は無理して我慢させず、専門家の意見を聞いて治療にあたりましょう。
少年期の外傷は、慢性化すると障害になりますので注意が必要です。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!