当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は運動時に起こる貧血について少しお話させて頂きます。
運動をする際によく起こるといわれている貧血は、鉄欠乏性貧血と呼ばれるものです。
原因としては、食事の際の鉄分摂取不足が挙げられます。
ハードに運動する習慣のある人は、運動誘発性溶血性貧血といわれるものがあります。
これは、運動時の物理的なストレスにより、末梢血管内で赤血球が壊れることが原因です。
鉄分は、汗・尿・便などによって排泄されており、運動習慣のある人にはその排泄量は多いとされています。
運動量に応じたエネルギー摂取はもちろん、貧血予防にタンパク質や鉄分摂取の配慮は不可欠です。
鉄分は動物性由来のヘム鉄と植物性由来の非ヘム鉄に分類されます。
前者の方が吸収性は高く、後者の方が吸収性に劣るものの、クエン酸やビタミンCと一緒に吸収すると、吸収率は高まります。
しかし、タンニン(緑茶)・フィチン酸(玄米)・シュウ酸(ホウレンソウ)と一緒に摂取すると、吸収率は低下します。
ただしフィチン酸は貧血予防に作用する成分として知られています。
季節も暖かい春を迎えて、運動を始める方も多いと思います。
急に運動を始めて貧血などにならないように食生活にも配慮しましょう。
大阪市千林大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!