当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は春先の生理現象について少しお話させて頂きます。
春になると、温暖な気候が自律神経の変化をきたします。
これは、冬から春にかけての気温の変動に由来するといわれています。
これに加えて、メラトニン(脳内ホルモン)の影響も考えられます。
メラトニンは暗さを感じると分泌を始めて睡眠へと誘導します。
冬は日照時間が短いので分泌量が増加します。
それに対し、春先になると日照時間が長くなりますが、メラトニンの分泌量がその変化に対応しきれず、睡眠誘導物質が体内に残存する場合があります。
また、就職・進学・人事異動に伴う転勤など、環境の変化に由来するストレスで寝つきが悪くなることも原因の1つです。
この状態が続くと、自律神経に影響し睡眠リズムを狂わせることにつながります。
花粉症で眠れず、効果のある抗ヒスタミン剤を服用すると、副作用として眠気を引き起こすことがあります。
季節や環境の変化に対する生理現象として眠気が起こるなら、まずは生活習慣から見直しましょう。
暖かくなってきて、カラダの各器官が活性化すると、糖質や脂質からエネルギーを作る必要があります。
その際、脳に送られる血流量が減少するので、眠気を誘います。
エネルギー交換の際にビタミンB群が大量に消費され、栄養分不足からくる倦怠感が春先の眠気を招きます。
ビタミンB群を豊富に含む食材を摂取して、不足しているようならサプリメントで補給するなど、ビタミンバランスの調整を心がけましょう。
大阪市千林大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!