オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2015年3月17日

春は肝臓を大切に~東洋医学における春の病~

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は東洋医学における春の病について少しお話させて頂きます。

 

春はなんとなく眠かったりイライラしたりアレルギー症状が出てしまったりすることが多いかと思います。

 

春に特有のこれらの症状は、実は肝が関係しています。

 

東洋医学では、2・3・4月を春とします。

 

ヒトのカラダが春を迎える準備を始めるこの時期、肝臓の働きが強くなって高まります。

 

冬の寒い時期に耐えてきた肝臓の働きが一気に高まると、溜め込んだ老廃物を一気に解毒しようとするため、肝臓にはいつも以上の負担がかかります。

 

いわゆる木の芽時に吹き出物やアレルギー症状などを強く出してしまう原因になります。

 

春は新しいことが始まる季節でもあるので、新しい生活の変化についていけない場合もあります。

 

慣れない環境にストレスが積み重なり、自分自身で思っている以上に肝臓に負担はかかってしまいます。(ストレスは肝臓を傷めるのです)

 

肝臓はカラダにキレイな血を送る大きな工場のようなもの。

 

なので、肝臓に負担が必要以上にかかれば、新鮮でない血液が体内を巡り…結果として、不眠・うつ病・五月病などの大きな原因になってしまいます。

 

春はカラダの上部に色々な症状が現れやすく、目・鼻の近くに悪い血が停滞すればアレルギー性鼻炎、カラダ全体に停滞すれば情緒不安定、若い女性には生理不順としてカラダに現れます。

 

停滞しすぎると、疲れやすい・眠れない(昼間にボーっとする)・キレやすいという症状が現れます。

 

自然界においても「春1番」という強い風が吹きます。

 

外界が冬から春へと移行し、皮膚や目にあたることで肝臓以外のものからも刺激を受けて、さらに細かい病気の原因にもなります。(もともと肝臓の働きが弱っていると、外からの刺激でますます病気になりやすくなります)

 

とにかく、春は外からのストレスと内からのストレスで、他の季節と比べて何倍もの負担が肝臓にかかります。

 

なので、春はとにかく肝臓を大事にしないといけません。

 

肝臓を傷めやすい春には、食事・サプリメント・軽い運動で早めに労わるようにして下さい。

 

健康第一を維持するためにも、目的意識をしっかり持って楽しい春を過ごしませんか?

 

大切な肝臓をしっかりケアしましょう!!

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

東洋医学