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日別アーカイブ: 2015年3月30日

中年になったら太るもの!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は下腹の出る理由について少しお話させて頂きます。

 

なぜ年を取ると太りやすくなるのでしょう?

 

まず挙げられるのは、生活習慣の変化です。

 

運動量は加齢に伴って減少しますが、食事量はあまり変化がない…これでは太って当たり前です。

 

もう1つは加齢に伴う体内環境の変化が挙げられます。

 

特異体質な場合は除き、40代になると加齢と共に食べる量を意識しなければ、太ってしまいます。

 

加齢と共に消費カロリーが減る原因として…

①消費エネルギーを高める働きを持つ褐色脂肪細胞の活性度が弱まる

筋肉量が減少し、基礎代謝量が落ちる

③脂肪分解を促す成長ホルモンの分泌量が低下する

などが挙げられます。

 

それでは、なぜ年を取ると腹部に集中して脂肪がつくのでしょう?

 

実は年を取るにつれて、皮下脂肪よりも内臓周辺に脂肪がつきやすくなるのです。(特に食物を吸収する小腸の周りに最もつきやすくなります)

 

皮下脂肪と内臓脂肪は、見た目は同じ白色脂肪細胞ですが、中身は異なります。

 

脂肪分解酵素であるリパーゼは、皮下脂肪にはあまりなく、内臓脂肪に多く存在しています。

 

成長ホルモンの盛んな20代前半までは、リパーゼも活発に働いているので、体重が増えても全身にバランスよく脂肪がつきます。

 

しかし、加齢に伴って成長ホルモンの分泌量が低下すると、自動的にリパーゼの活性度は低下し、内臓脂肪が蓄積されやすくなります。

 

そのため、成長ホルモンの分泌量が急激に低下する30代になって太り始めると、お腹だけが目立って出てくるようになるのです。

 

また若い頃には筋肉によって支えられていた小腸・胃が、加齢に伴う筋力の低下によって次第に下垂してきます。(その分だけお腹の内容物は増えて膨張します)

 

つまり、突き出たお腹には、下垂した内臓そのものと、それを取り巻く脂肪が詰まっているのです。

 

基礎代謝量は10代をピークにその量は減少し、40代を過ぎれば急激に低します。(遺伝的な影響により多少の個人差はあります)

 

基礎代謝の減少を食い止め「太りにくいカラダ」を作るためには、筋肉を衰えさせないことが大切です。

 

基礎代謝アップに効果的な無酸素運動・有酸素運動を積極的に行って、「脂肪が燃焼しやすいカラダ」を目指しましょう!!

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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