当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はヘアケアについて少しお話させて頂きます。
髪が年齢と共に細く少なくなってしまうのはご存知のことと思います。
その理由は、毛周期(ヘアサイクル)にあります。(発毛→成長→脱毛というサイクル)
若い頃には成長期の期間が長く、しっかりと太い毛が育つのに対し、加齢に伴って成長期は徐々に短くなり、退行期に移行する速度が速くなってしまいます。
つまり、充分に髪が育たないうちから抜け落ちていくので、髪全体のボリュームが低下するのです。
髪のボリュームだけでなく、ツヤもなくなってはきていませんか?
ツヤがなくなる原因は、加齢による髪のうねりが原因といわれています。
髪の毛の断面は、若い頃は円に近い形状をしていますが、加齢にしたがって楕円形になったり、円形が乱れたりしています。
そうなると…髪は光を反射しにくくなって、ツヤがなくなって見えるようになってしまいます。(さらにはクセ毛傾向も強くなるようです)
度重なるパーマ・カラーリング・紫外線などの刺激により、髪表面のキューティクルが剥がれ、表面が傷むキューティクル要因もその1つです。
予防法としては、頭皮を清潔に保つ・血行促進・抗酸化・抗糖化が挙げられるでしょう。
髪に影響を及ぼすのは、頭皮から分泌される皮脂が酸化した「過酸化脂質」です。
これは毛包のアポトーシス(細胞の自滅)を促し、成長期から退行期への移行を早めます。
過酸化脂質は顔の肌にも大敵です。
毛穴周りの細胞に過酸化脂質が多いと…ターンオーバーが上手くいかずに炎症がおきて毛穴が開くことが分かっています。
これと同じことが頭皮にも起こっているのです。
過酸化脂質は、皮脂が長く肌にとどまることで産生されます。
皮脂を出しっぱなしにせず、肌を清潔に保つことは非常に大切なのです。
日中の汗と脂がついたまま、洗髪もせずに睡眠を取ると…雑菌がついた頭皮は体温によって増殖することになります。
その結果、朝までに放置されることにより、炎症や嫌なニオイの原因になるのです。
丁寧に頭皮を洗浄して、頭皮を清潔に保ってから就寝する「夜シャン」習慣を意識づけるようにしましょう (^^♪
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!