当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は春先に多い肌トラブルの対応について少しお話させて頂きます。
皮膚の最上層に位置する角質層…これこそが外的刺激から肌を守るバリアのようなものなのです。
角質層が崩れると、バリア機能は低下してその隙間から刺激物質や異物が侵入しやすくなります。
こういった刺激物質や異物が侵入してくると、皮膚(表皮)の免疫細胞はカラダを守るために攻撃を始めます。
この攻撃は肌表面にカブレ・炎症となって現れます。
特に春先はカラダそのものが敏感な状態にあるものですから、普段以上にこういった現象が発生しやすくなっています。
また侵入してくる刺激物質や異物に対して、表皮最下層の基底層では次々に新しい細胞を産生し角質層を修復しようとします。
急ピッチで修復しようとするため、通常28日で行われるターンオーバー(新陳代謝)が急激に短くなります。
短期間で角質層へ押し上げられた細胞は、形も機能も不完全な状態で角質層に並ぶことになります。
こうなれば、皮膚はますます乾燥し、角質層のバリア機能は低下、ターンオーバーは乱れ、慢性的な皮膚炎を引き起こすという悪循環に陥ってしまいます。
角質層を健全に保つためには、肌に対する刺激を極力少なくし、角質層の水分を充分に保つことです。
そのためには日々のクレンジングと洗顔は外せません。
皮膚表面に付着する刺激物質は、汗・皮脂・雑菌・アレルギー物質・排気ガス・黄砂(化学物質を含んでいます)など様々です。
こういったものを取り除きつつ、皮膚刺激を極力少なくすることが大切です。
洗顔はなるべく肌に対して自然な成分で作られた製品がオススメです。
擦らないように、泡立てて優しく汚れを落として下さい。
充分に顔をすすいだ後のふき取りも、柔らかいタオル等でおさえるように行うと良いでしょう。
洗顔後は肌は無防備です。
化粧水・保湿クリームなどで保湿対策をしっかりしましょう。
正しいスキンケアで保湿対策も抜かりなく!
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!