当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は筋肉作りに必要な野菜の摂取について少しお話させて頂きます。
筋肉を増やす上で、野菜の重要性は知っていても実際には充分な摂取ができていない…そんなことはありませんか?
体脂肪の少ないカラダを作るには、低カロリーで食物繊維やビタミンを含み、筋肉作りに必要な栄養成分を野菜で補うことができます。
健康と筋肉作りの成果を最大限に高めたいのなら、野菜は1日あたり480~500ccは摂取したいものです。
免疫機能を強化して摂取した栄養素の吸収を高め、エネルギーレベルを安定させるという筋肉の回復と成長に欠かせない効果を得ることができます。
野菜には食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は難消化性の炭水化物で、カロリーは含みませんが消化管内で膨張し消化速度を遅らせる働きがあります。
これによって、時間をかけて消化・吸収されるので、血糖値を急上昇させずエネルギーレベルを安定して維持できることができます。(エネルギーレベルが低下すれば、コルチゾールが分泌されて回復が不十分になります)
もう1つはアミノ酸の吸収も補えることです。
食物繊維によって腸内の老廃物が取り除かれて、腸壁はキレイになることでアミノ酸が効率的に吸収されるようになります。(摂取したタンパク質を効果的に利用できるようになります)
野菜は自然食品なので、サプリメントでは得られない栄養成分も含まれているので、それらに含まれるビタミンやミネラルの吸収を促す成分も含まれています。
さらにこれらの成分には、肉・穀物などの食品に含まれるビタミン・ミネラルの吸収も高める作用を持っています。
筋肉作りの食事に、「3大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)」さえ摂取していればいいというわけではないのです。
野菜には筋肉作りに直接関与はしないですが、カラダの機能を高めて回復・成長を促す重要な役割を果たしています。
野菜に含まれる化学成分には、抗酸化作用・抗癌作用・免疫力を高める作用など、様々な働きがあることが近年の研究などにより明らかにされています。
筋トレ後の回復を促す際に、免疫機能が高く維持される必要があります。
免疫系の働きが低下すると、カロリーやタンパク質を摂取していても、筋肉の成長が進まなくなる場合もあるのです。
体脂肪を落とすときにも最適なのが、野菜の摂取量を増やすことです。
カロリーを制限した食生活では、ビタミンやミネラルはどうしても不足がちになってしまいます。
なので、野菜を摂取することによりそれらの栄養分を補うと同時に、咀嚼回数が多くなることで満腹感も得やすくなるので、余分に食べることも避けられます。
ブロッコリー・カリフラワー・キャベツなどには、エストロゲンの作用を抑制する物質が含まれています。
エストロゲンの上昇が抑えられれば、体脂肪・体内の水分の貯蔵が抑えられることにより、テストステロンの作用が強化されます。
なので、これらの野菜は定期的に摂取すると効果的でしょう。
筋肉作りの成果が上がらないときには、必ず食生活を確認してみて下さい。
最初にも述べましたが、タンパク質や複合炭水化物の摂取に重点を置いても、野菜は調理の手間などの理由から、目を向けられていない場合が多いと思います。
しかし、野菜は消化・吸収を高め、摂取した栄養成分を筋肉に与えることで、筋肉の成長に非常に重要な役割を果たしています。
筋トレに野菜を取り入れてみませんか?
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!