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日別アーカイブ: 2015年4月16日

ケトン体ダイエットと低炭水化物ダイエットの違いとは?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日はケトン体ダイエットについて少しお話しさせて頂きます。

 

ケトン体ダイエットとは、普段の食事から炭水化物を極端に減らし、血糖値及びインシュリンを抑制することによって、減量や体質改善を狙うダイエット法です。

 

食事から炭水化物を減らすと、インシュリンが産生されず糖が血中からなくなります。

 

その代わりのエネルギーとして、体内の脂肪が分解されたケトン体が使用されます。

 

血糖値がないために、血液中のケトン体が増加し、それがエネルギーとして使われている状態をケトーシスといいます。

 

糖の代わりに脂肪が分解されてできたケトン体を、エネルギーとして使うので結果としてダイエット効果につながるという理論です。

 

ケトン体ダイエットは最初の2週間のみ極端な炭水化物制限を行いますが、低炭水化物ダイエットは炭水化物を控え続けるので、ここが大きく異なります。

 

ケトン体ダイエットは、その後の体重や体調の経過を見ながら、少しづつ炭水化物を増やしていきます。

 

なので、特徴としては、食欲を抑えつつ空腹感を感じさせず体脂肪エネルギーとして使用し、筋肉も異化されないように筋量も維持するという点でしょう。

 

さらに血中の中性脂肪を減らすことにより、動脈硬化を予防します。

 

ひどい空腹感と戦うことはなく、ケトン体ダイエットは取り組みやすいダイエット法だといえるでしょう。

 

ただし、基礎代謝量が落ちないように(リバウンドしにくいように)運動で筋肉を刺激して、筋肉量を減らさないようにすることは大事です。

 

目安としては、1日20~30分程度の毎日続けられる程度の運動で大丈夫です。

 

ケトン体ダイエットを行うにあたって、生活習慣病などの既往症を持っている場合、必ず医師と相談の上で始めるようにして下さい。

 

続けることによって、頭痛・下痢など低炭水化物による副作用が出る可能性があるので、その場合は無理せず中止して下さい。

 

また急激に脂肪が分解され、ケトン体が生成されることにより内臓に負担がかかったり、体臭・口臭が気になったり、低炭水化物状態のせいでイライラする場合があります。

 

個人差はあるので、無理は禁物です。

 

症状が出た場合は、他のダイエットに切り替えた方が良いでしょう。

 

無理なく楽しくダイエットしましょう (^^♪

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

掻痒感