当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は東洋医学的な花粉症対策について少しお話させて頂きます。
花粉症の代表的な症状として…
①鼻水
②鼻づまり
③くしゃみ
④目の痒み
これは一般的に花粉症の四大症状といわれています。
注目してもらいたいのは、全て顔面部(頭部)の症状ということです。
ヒトのカラダを上下で見ると、頭はカラダの最上部にあり、足は1番下ということになります。
つまり症状はカラダの上部に集中しているということになります。
春は草木が芽吹く季節です。
なので、春の特徴は「気が上に昇る」、ということがいえます。
自然界の気が上へ向かうということは、当然自然の1部であるヒトのカラダの気も上へ向かうのです。
地域差は勿論ありますが、ほぼ全てのヒトに同じ自然の影響下にあることになります。
症状が出る場合とそうでない場合がありますが、そこには体質や生活習慣が大きく関与しているのです。
例えば普段から頭脳労働(パソコンや端末機などを利用)をしていると、気がカラダの上の方に偏っている傾向にあるといえるでしょう。
また現代人は、生活の中で歩く・走るなどの下半身を使う運動が減ってきている傾向にあります。
それはつまり、気の上昇や下降のバランスの崩れを意味します。
そこに春の「気の上昇」作用を受けて、カラダの上部に症状が出るようになるのです。
対策としては「気の下降」を助けることです。
なので、足湯や半身浴が効果的であるといわれています。
1日の疲れを足湯や半身浴でしっかり気を降ろします。(少しぬるめの湯でゆっくりリラックスしながら気を降ろして下さい)
東洋医学は、花粉そのものや花粉の飛沫量については、問題にしません。
病因は気・血・津液のバランスの乱れが原因と考えます。(原因をカラダの内部に求め内側から改善していきます)
今までと「チョット違った視点」で、花粉症対策をしてみてはいかがでしょう?
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!