当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はトレーニングの落とし穴、オーバートレーニング症候群について少しお話させて頂きます。
オーバートレーニング症候群とは、日々のトレーニングで蓄積した疲労によって体調不良を起こす障害のことです。
主な症状としては、慢性的な疲労感です。
ただし、症状が長期化すると…動悸・息切れ・不眠・下痢・筋肉痛・うつ症状など多岐に渡ります。
なので、他の疾患と勘違いすることが多く、場合によっては症状が長期化します。
オーバートレーニング症候群の原因、それは運動によるストレスです。
激しい運動は、肉体的にも精神的にも強いストレスを与えます。
なので、脳もストレスを感じるため交感神経の緊張が起こります。
通常は脳の働きでこのストレスは解消されていきますが、あまりに多く長期間に渡ってストレスが続けば、対応が間に合わなくなり最終的にストレスを放置します。
この結果、交感神経は緊張が続き様々な症状になって現れます。
症状が多岐に渡るオーバートレーニング症候群は、診断が難しい障害です。
まずは疑われる疾患の診断を受けて、消去法的にそうでないことを確認する方がいいでしょう。
あわせて、コルチゾルの数値や性ホルモンの変動も血液検査で確認することも有効な判断材料となるでしょう。
オーバートレーニング症候群の治療法は、運動を控えることとカラダを休めることが基本になります。(疲労感が抜けるまでしっかり休養しましょう)
疲労感の目安として、起床後の体調が判断しやすい、といわれています。
オーバートレーニング症候群の予防は、休養も含めた綿密なトレーニング計画の立案です。
また、トレーニングによる体調変化や回復に要する時間、心拍数の変化、起床時の疲労感などを記録しておくことも有効な予防法になるでしょう。
肉体改造に無理は禁物…焦らずゆっくり頑張りましょう。
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!