当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は浮腫の予防について少しお話させて頂きます。
水太り・むくみ(浮腫)といわれる症状には、運動や栄養摂取と深い関係があり、これらを改善することが効果的な予防対策になります。
内臓疾患などの病気を除けば、症状は以下のことが原因といわれています。
☆水分・老廃物の蓄積☆
代謝機能が正常であれば、体内を循環している水分・老廃物は静脈を通して移動し、腎臓から尿となったり皮膚から汗となって排出されます。
しかし何らかの理由で不要な水分・老廃物が細胞・組織の間に溜まってしまうと水太りやむくみ(浮腫)という症状となるわけです。
☆塩分の過剰摂取☆
人体は体内の塩分を一定に保とうとする働きがあります。
塩辛いものをたくさん食べたときに喉が渇くのもそのためで、体内の塩分が増えればその分だけ水分も蓄えてバランスを保とうとします。
このため塩分を必要以上に摂取したり、それが体外にうまく排出されない場合にも水太りやむくみ(浮腫)が起こります。
☆ホルモンによる作用☆
女性の場合、ホルモンの作用によって、生理の時などに体内の水分量が増加する傾向にあるといわれています。
でも、これは一時的なもので、ある程度は仕方がないにせよ通常から水太り・むくみ(浮腫)傾向の強い場合には、さらに症状が強く出る可能性が高くなります。
原因が老廃物・水分の滞りだとすると、それを防止あるいは軽減するには…新陳代謝を高めて体内の循環を正常に保てばよい、ということになります。
水太り・むくみ(浮腫)の症状が特に出やすいのは下半身ですが、これは重力の影響によって水分・老廃物が溜まりやすいからです。
しかし脚の筋肉を活性化させれば、筋肉が収縮する際に生じる筋ポンプ作用が体内循環を助けてくれるので、解消に効果が期待できます。
脚のむくみ(浮腫)の悩みに、女性が多いのはホルモンの問題だけではなく、男性に比べて筋肉が発達していないことも大きな原因とされています。
水太りやむくみ(浮腫)の症状が出た際に、症状悪化を防ごうと水分を控えるのは逆効果です。
人体は水分が不足しているときほど、生命維持のため体内に水分を蓄えます。
なので、解消するには充分に水分を摂取して循環を促進させる必要があるのです。
カリウム不足など体内のミネラルバランスが崩れた場合にも、水太り・むくみ(浮腫)は生じるので、栄養摂取のバランス全体に配慮することも大切なことといえるでしょう。
体温の低下に伴って、カラダの循環機能は更に低下します。
これからエアコンの稼働率が上がってきます。
エアコンの効かせすぎや、冷たいものを飲み過ぎたり食べ過ぎたりといったことには充分注意しましょう!
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!