当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は東洋医学に見る春の起こりやすい症状について少しお話させて頂きます。
春は肝が盛んになる時期です。
肝の疏泄(そせつ)作用が、気血を円滑に全身に行き渡らせます。
春は、この疏泄作用が失調しやすい季節でもあります。
特にストレスによって失調しやすいといわれています。
また、陽気の上昇に伴って、足元が冷えやすくなっています。
そうしたことから、頭痛・易怒・耳鳴・不眠・めまいなどの症状が現れます。
これらが重なって、花粉症を始めとする春特有の様々な症状は発生します。
これらは、気の上昇を受けることで、肝と関連がある経絡の失調がもたらす、と考えられています。
春は心もカラダも伸びやかにすべきで、心に抑圧をかけることをしてはいけません。
心身の緊張やストレスが、かえって肝の病を引き起こします。
なので、精神的に弛緩させることが大切です。
この季節、散歩をかねてお花見をするなど、ゆっくりリラックスできる時間を意識的に作るなどしてみましょう。
弛緩するからこそ、いざというときに集中が高まるのです。
新年度は環境が変わり、不安と期待が入り混じる季節です。
心に余裕を持たせて春を満喫しましょう!
大阪市千林大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!