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本日は重心と姿勢のもたらすカラダへの負担について少しお話させて頂きます。
重心の前後位置は骨盤の前後運動により、上体が姿勢保持反応を起こすために猫背や反りかえりという反応を示します。
前後に行き過ぎず、理想的な位置に維持させるには、足部からのコントロールが必要になってきます。
前後だけに限っていうと、足裏からの3点支持(拇趾球・小趾球・踵)による土台の確保と、骨盤を前後に移動させる足底筋と足関節の動きになります。
骨盤を理想の前後位置に誘導し維持させることで、姿勢改善や疲れの少ない安定した姿勢を築くことが可能になります。
重心や上体の姿勢保持反応が起きやすい原因として、骨盤の前後傾が挙げられます。
腰椎から直接的に傾きを作るために、上体の保持反応が強く現れます。
足部の内返しや外返しなどによるもの、股関節の位置や大腿骨の向き、カラダの前後を拮抗した靭帯のバランスが弛緩性によって崩れると、上体の前後変化が大きく現れる場合があります。
ブレの少ない(=歪みの少ない)姿勢を作るには、足首の屈伸運動による押し伸ばし運動や、縦横の足底アーチの反応を高める必要があります。
そうすることで、足裏の3点支持の押し返しの反応を、継続的に行えるようにすることができるようになります。
バランスの崩れた姿勢では、筋疲労や関節にかかるストレスが増強(関節痛)し、引いては生活習慣病にもつながります。
姿勢保持反応を壊しやすい履物(機能性に欠けるもの)を避けて、足元の3点バランス保持を意識してキレイな姿勢を整えることが健康なカラダ作りに役立つことでしょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!