当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はつま先づかみ運動について少しお話させて頂きます。
女性は便秘がちという方が多いようですが、男性も加齢に伴って便秘になる人が増えてきます。
便秘の原因の主なものに、腹筋の筋力低下が挙げられます。
これは怒責(いきんで腹圧を高める)の力が弱いために起こる便秘です。
息を止めて下腹に力を入れていきむ力が弱いためです。
排便には腹筋と横隔膜という2つの筋肉が関係しています。
いきむことで横隔膜が収縮して下がり、腹筋も強く収縮することで腹腔内の圧力が高まります。
つまり、怒責時にはこの2つの筋肉を収縮させることで腹部内が押し潰された状態になり、強い内圧を生じさせて排便しているのです。
なので、排便には腹筋や横隔膜など腹部の筋肉に、かなりの収縮力が要求されることになります。
しかし、加齢に伴って腹部の筋肉は衰えて、強く収縮させることができなくなっていきます。
女性は元々腹筋が弱い上に、骨盤の内腔が広くて腹腔内の圧力が分散されやすいため、若い時から便秘に悩まされるケースが多いといわれています。
男性は加齢現象に伴って腹筋が衰えるために便秘がちな方が増えてくるわけです。
便秘は苦しいだけでなく、肌荒れ・吹き出物・高血圧・大腸ガンを引き起こします。
健康の条件に快便は必須であるといえるでしょう。
弱った腹筋を強化するのに、つま先づかみ運動が効果的といわれています。
床に腰を下ろして足を伸ばし、両足のつま先を両手でつかむだけ。
腹部の運動にもなり、便秘が改善する即効性の高い運動です。
試してみて下さい。
この運動は柔軟体操ではなく、腹筋強化を目的としているので、つま先をつかめなくても構いません。
両手をできるだけ伸ばし、上体を前に倒すだけで充分に効果が得られます。
40歳を超えると、年々筋肉は弱くなっていきます。
下腹が出てきてメタボ体型の人は要注意です!
腹部の筋肉が衰えています。
今後の予防のためにも、腹筋を鍛える必要性を意識しましょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!