当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は足裏の重心について少しお話させて頂きます。
足裏には3つのアーチがあります。
拇趾と踵を結ぶ「内側縦アーチ」、小趾と踵を結ぶ「外側縦アーチ」、そして拇趾球と小趾球を結ぶ「横アーチ」です。(趾=足の指)
ちょうどお椀を被せたような状態で、互いに支え合いながら足を蹴りだす力や、地面やカラダからの衝撃の緩和を担います。
しかし、上半身をアンバランスに使ったり、骨盤や脚部の歪みが加わると、足裏の内側あるいは外側縦アーチに負荷が加わります。
長時間歩いた際に、土踏まずに痛みが出たり歩き疲れやすくなるのはこのためともいわれています。
そういった歩き疲れをなくすには、足裏の重心移動が大切になってきます。
着地する際に、始めに接地するのは踵です。
踵は真ん中から地面に接地するように意識しましょう。
踵が地面に接地したら、次は足裏の外側で地面を支えます。
背筋を伸ばした状態を保持しながら、脚の真上に素早く上半身を乗せます。
これで踵に乗せた重心は自然に足の外側に移ります。
最後は足裏の外側から拇趾の付け根にある拇趾球、そして拇趾に重心を移していきましょう。
拇趾球で、しっかり地面を上から押し込むようなイメージで歩くと、重心移動が円滑に行えるはずです。
この一連の動きが足裏で円滑に行えれば、上下動が少ない流れるような美しいフォームになるでしょう。
体幹からの力と、地面から受ける力を効率よく使うことを目的とする歩き方が形成されます。
これでも足裏の痛みと歩き疲れが出た際には、腕の振り方や骨盤の回旋など上体の使い方から見直してみて下さい。
どちらかに差があれば、踵の真ん中から接地させることはできません。
正しいフォームを身につけて、観光シーズンの秋を満喫しませんか?
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!