当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は東洋医学における秋の養生法について少しお話させて頂きます。
朝夕が涼しくなって日中の温度差が出てくるようになりました。
そろそろ秋の気配がします。
東洋医学においては、秋に働く臓器は肺と大腸です。
肺と関係するのは悲、すなわち悲しみの感情です。
悲しむときには気分も落ち込み、元気がなくなります。
そのような状態を肺気が消耗していると考えます。
症状としては、無気力・意欲の喪失・無力などです。
夏から秋へかけては、湿度が収まって空気の乾燥が目立つようになります。
乾燥した空気は、肺を侵し鼻炎・喘息などになりやすくなります。
秋の養生は、大気の乾燥から身を守り、冬に備えて免疫力を高めることが1番になります。
急激な温度差にカラダが慣れるには、約2週間くらいはかかるといわれています。
肺と大腸、鼻や気管に対応する味は辛になります。
辛味は冬に皮毛が閉じる前に、気の入れ替えをするのに役立ちます。
ただし、食べすぎは消化器を損ねる元ですので気をつけましょう。
秋は容平。
肺から取り入れた天の気、食物から取り入れた地の気を合わせた後天の気が全身を巡ります。
また皮毛を鍛えながら開閉を円滑にする乾布摩擦も効果的です。
心地良い季節の流れに沿って、秋を楽しみたいものですね (^^♪
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!