当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は健康と持久力の関連性について少しお話させて頂きます。
全身持久力とは、一般にスタミナとか粘り強いという表現を用います。
運動生理学の分野では、最大酸素摂取量という指標に基づいて全身持久力を評価します。
最大酸素摂取量は心血管系疾患の罹患率や死亡率にも関連しています。
なので、全身持久力を高めることは健康づくりに役立てることができる、といえるでしょう。
最大酸素摂取量は、1分間に体内に取り込まれる酸素の最大量のことをいいます。
酸素は体内で化学的なエネルギーを生成する際に消費されますが、その消費量に比例してたくさんのエネルギーが作り出されます。
エネルギー生産量が多いほど身体を長く動かすことができるので、最大酸素消費量は全身持久力の指標となるわけです。
全身持久力はそのため有酸素性能力とも呼ばれています。
身体活動量は、高めておくと肥満予防につながります。
その結果、インスリンの感受性を高めたり動脈硬化を予防するなど、生活習慣病の予防に効果的であることがいえます。
人体には、活性酸素のように有害な物質も産生されます。
全身持久力が高ければ、エネルギー消費の予備力が高くなっているので、身体に有害となる活性酸素からも身を守ることができるようになります。
全身持久力を高めるには、有酸素運動が効果的です。
有酸素運動とは、リズミカルに長時間続けることのできる運動を指します。
立ち止まって肩で呼吸するほどの運動は、それよりも強度の高い無酸素運動になるので注意が必要です。
このように全身持久力を上げることは、自分の身を守り、健康なカラダ作りには不可欠な要素ではないでしょうか?
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!