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月別アーカイブ: 2015年7月

脳梗塞は夏に多い!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は脳梗塞について少しお話させて頂きます。

 

脳梗塞は脳血管障害全体の6割を占めています。(他にも脳出血やクモ膜下出血があります)

 

夏は温度が上がるため、体内の熱を発散しようと血管が拡張します。

 

それに伴って、血圧は低下します。

 

そこに発汗作用が働くことで水分は不足し、結果的に血液濃度は濃くなって脳血管が詰まりやすくなるのです。

 

なので、夏の脳梗塞は体内の脱水症状が引き金になることが非常に多いのです。

 

脳梗塞は血栓(血の塊)が血管を防ぎ、血液が脳細胞に酸素や栄養分を運搬できなくなることにより、脳がダメージを受ける病気です。

 

脳に充分な血液が届かないと、脳細胞は壊死します。

 

単に加齢だけが原因ではなく、高血圧・糖尿病・心臓病・喫煙・飲酒などの生活習慣の乱れが危険因子となる生活習慣病の1つです。

 

前駆症状としては、片側の手足に力が入らない・重い目まい・激しい頭痛・呂律が回らない・言葉が出てこない・物が二重に見えるなどの症状が現れます。

 

これらは、一過性脳虚血発作と呼ばれ、小さな血栓が一時的に血管を詰まらせて起きる症状です。

 

時間にして数分~数10分程度ですので、1日も経つと症状が治まるので、そのまま放置する場合が多いです。

 

しかし、実はこれが事態を悪化させてしまいます。

 

手足だと痺れや麻痺が出現し、発語だと言語障害が起きます。

 

顔半分に麻痺が残ったり、突発的かつ一時的に片目が見えなくなる、一過性黒内障に陥る場合もあります。

 

また脳梗塞は再発しやすい病気でもあります。

 

もし脳梗塞を患ったら、発症後1年程度は充分注意が必要です。

 

夏の暑さは、これから特に高齢者を中心に影響を及ぼすことが考えられます。

 

水分補給と湿度対策には充分留意しましょう!

 

 

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寝たきり

 

夏に効果的な食材について

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本日は夏に効果的な食材について少しお話させて頂きます。

 

夏は万物の生長発育が1番早い生長・生化の季節です。

 

人体の新陳代謝も活発になるといわれています。

 

日本の夏は、梅雨の時期と非常に暑い真夏の時期に分かれます。

 

梅雨は長夏ともいい、東洋医学では湿という特徴を持っています。

 

これは脾・胃・肉に属しています。

 

この季節の湿はカラダに影響して、消化機能の低下・倦怠感・息苦しさを覚えます。

 

カラダは発汗・排泄によって除湿作用を果たします。

 

梅雨を過ぎると、熱帯夜などで湿気が不快な日が多くなります。

 

その場合は、小豆・キュウリ・瓜・海苔・ハトムギなど、利尿作用のあるものを活用して体調を整えましょう。

 

またパセリ・バジル・セロリなどには、食欲増進・消化を補う作用があり夏バテにも有効です。

 

真夏は暑いという気候の特徴から、東洋医学では心・小腸に属します。

 

暑さのために体力・体液が消耗し、血液粘度が強くなる状態が続くと、熱射病心筋梗塞を起こしやすくなります。

 

力をつけ、熱を冷まし、水分補給できる食材(スイカ・緑豆・ナス・ニガウリ・鰻など)が良いとされています。

 

夏はカラダがだるく、寝苦しい季節でもあります。

 

なので、早寝早起きする生活リズムが心身を整えます。

 

あまりにだるい時には、15分ほどの昼寝を取りましょう。

 

これは太陽とバイオリズムを調和して体力の回復させるには効果的です。

 

肌にトラブルがある場合は、汗をこまめに拭いたり着替えたりする習慣づけをしましょう。

 

運動時間も早朝や夕方など涼しい時間帯にする方がいいでしょう。

 

日中はかえって脱水症状の危険性が高まります。

 

夏バテは病気ではありませんが、カラダが重だるく、意欲も湧かず、食欲不振になり心身の抵抗力が落ちやすい状態です。

 

夏の暑さに順応できないと、体内の熱バランスは崩れて、過熱気味な状態になります。

 

暑気に対しては陰の力を補う(補陰)食材(ナシ・ブドウ・トマト・キクラゲ・豚肉・鴨肉・イカ・牡蠣・牛乳など)が効果的です。

 

夏の湿気に順応できないと、体内の水分代謝はバランスを崩し、余分な水分が体内に溜まります。

 

湿に対しては、不要な水分を体外へ排出する(利湿)作用のある食材(ハトムギ・小豆・スイカ・メロン・トウモロコシ・白菜など)が効果的です。

 

夏の暑さで気を消耗し、汗と一緒に気が流れ出す状態を気虚といい、気力の元となる栄養が取れなくなります。

 

気虚に対しては、気を補う(補気)作用のある食材(栗・もち米・大麦・山芋・椎茸・ハチミツ・豚肉・牛肉など)が効果的です。

 

これらを参考にして、夏のリズムに順応できるように料理を楽しんでみてください(笑)

 

 

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光化学スモッグ・紫外線の対処について

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本日は光化学スモッグと紫外線の対処について少しお話しさせて頂きます。

 

梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏が到来します。

 

レジャーの機会が増えると同時に、日射病・熱射病・光化学スモッグなど…心配事も出てきます。

 

子供は健康そうに見えても、繊細なカラダをしています。

 

例えば、薄着が原因で夏風邪になったり、頭痛をいきなり訴えたり…。

 

なので、光化学スモッグや紫外線の影響についてしっかり把握しておくことが必要です。

 

日射病

陽光を多く浴びたことにより大量発汗して、カラダの中に水分が足りなくなった状態を指します。

その状態が長く続くと、目まい・頭痛・立ちくらみになることがあります。

対策としては、帽子などで直射日光を避けること、こまめな水分補給をさせることが大切です。

 

熱射病

暑い日差しの中、カラダに吸収した熱が体内に溜まって発散できなくなる状態を指します。

目まい・意識障害・脱水症状を引き起こすことがあるので、車内に子供を置き去りにするのは絶対危険です。

対策としては、暑い場所での長時間滞在を避けて、こまめな水分摂取を心がけましょう。

 

光化学スモッグ

自動車や工場から排出される窒素酸化物炭化水素が、太陽の紫外線を受けて化学変化を起こして生成されます。

風が弱くて日差しの強い日に発生しやすくなります。

最近では、都会におけるヒートアイランド現象に伴って、増加傾向にあるといわれています。

症状は、目・咽喉に痛みを感じることが多く、ひどくなると吐き気・頭痛・手足の痺れ・失神を引き起こします。

対策としては、光化学スモッグが発令されたら、すぐに室内で待機するようにしましょう。

警報は環境省大気汚染物質広域監視システムで見ることができます。

 

夏の日差しには、注意しないと危険な場合があるので、これからの季節、紫外線対策と環境の変化には充分注意しましょう!

 

 

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糖化

注意したい夏の病気とケガ…その対処法

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本日は夏の病気とケガについて少しお話させて頂きます。

 

毎年猛暑が続く夏…特に高齢者には注意が必要な時期であるといえるでしょう。

 

熱中症や夏場に増加する脳梗塞は、命の危険もあるので厳重な注意を要します。

 

また蜂や蚊などの害虫対策も忘れてはいけません。

 

そういった病気・ケガから身を守るケアの意識は大切です。

 

気温28℃以上の高湿度・無風の日は熱中症に注意しましょう。

 

ヒトのカラダは体温調節するとき、皮膚の表面から熱を放出します。

 

さらに発汗してその汗が蒸発するとき、熱を奪って体温を保とうとします。

 

気温と湿度が体温よりも高くなると、この機能は正常に作用せずに熱は体内にこもったままで、大量発汗と体温上昇が起こります。

 

これが熱中症で、症状は目まい・頭痛・吐き気・疼痛を伴う筋痙攣などがあります。

 

室内環境は常に風通しを良くして、水分補給はこまめに取りましょう。

 

夏になると脳梗塞も増えます。(特に高齢者

 

加齢に伴い、脳血管に動脈硬化が認められるようになります。

 

暑さで大量発汗しても、水分補給をしなければ血管の幅は狭小化し、血液の粘度も上がるので血管は詰まりやすくなります。

 

症状としては、急に足がもつれる・呂律が回らない・片側の顔や手足が痺れて力が入らなくなるなどがあります。

 

水分補給と通気性の確保と同時に、少しでも症状が当てはまれば早めに病院に連れて行きましょう。

 

夏になると害虫対策も注意が必要です。

 

代表的な虫は、毛虫・蜹・蜂・蚊などです。

 

以前に蜂などに刺された経験のある人は、アナフィラキシーショックと呼ばれる過剰なアレルギー反応に気をつけましょう。

 

症状としては、蕁麻疹・呼吸困難・意識障害などの危険な状態に陥り、命の危険があるため、症状が現れればすぐに救急車を呼びましょう。

 

また蜹や蚊などに刺されれば、痒みから掻き破ってそこから雑菌が侵入しやすくなります。

 

免疫力・抵抗力の低下している高齢者には、特に影響を及ぼすでしょう。

 

高齢者に限らず、免疫力の低い人も注意が必要です。

 

草木が繁殖するにつれて、こういった害虫被害も増えてくると思います。

 

身の回りで注意できることを実践するだけでも、健やかに夏を乗り切れるのではないでしょうか?

 

 

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夏の水虫…しっかり対策を!

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本日は夏の水虫対策について少しお話させて頂きます。

 

水虫とは、白癬菌というカビによる感染症で、梅雨の時期から増え始め、6~8月のジメジメした蒸し暑い時期に最も多くなります。

 

●足の水虫

趾間型

指の間にできやすく、乾燥型と浸潤型があります。

小水疱型

足裏や側面に小さな水ぶくれができて、乾燥すると皮がむけます。

「角質増殖型

踵を中心に足裏の皮膚が厚くなり、ひび割れたり粉をふいたようになります。

 

●爪の水虫

足の爪に発症することが多く、爪の色が濁ったり(白ないし黄色)、爪の厚みが増したり爪が脆く崩れやすくなったりします。

 

予防法としては、常に清潔にしておくこと足を蒸らさないことが大切です。

 

白癬菌は高温多湿を好みます。

 

なので、通気性には留意しましょう。

 

症状が良くなっても、白癬菌は生き続けることが多いので、自分の判断で薬をやめずに医師の判断に必ず従って下さい。

 

 

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虫刺され

虫刺され・熱中症以外にも気をつけるべき夏の病気

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本日は夏に注意する病気について少しお話させて頂きます。

 

夏は小児の感染症も多くなる季節です。

 

なので、感染の疑いがある場合、早めに受診し医師の判断を仰ぎましょう。

 

手足口病

腸内のコクサッキーウイルスなど複数のウイルスが原因で、主に咳やくしゃみ、唾液などにより飛沫感染します。

便から排泄されたウイルスが口から感染することもあります。

手掌・足裏・お尻などに小さな水泡性の発疹ができます。

痛み・痒みはなく、発熱は38℃前後で口の中の発疹が破れると、嚥下時に痛みを誘発します。

治療としては疼痛緩和薬で対処します。

ヘルパンギーナ

腸内のコクサッキーウイルスなど複数のウイルスが原因で、主に咳やくしゃみ、唾液などにより飛沫感染します。

便から排泄されたウイルスが口から感染することもあります。

突然39℃前後の高熱が出て、咽喉の奥に水泡が形成されます。

嚥下時に痛みが伴い、水分を取れずに脱水症状を引き起こすこともあるので要注意が必要です。

治療としては疼痛緩和薬で対処します。

咽頭結膜熱(プール熱)

アデノウイルス目やに・鼻汁・飛沫などから、口・鼻・咽喉・目の結膜に付着して感染します。

プールの水・食器・タオルの共用でも感染します。

39℃前後の高熱が4~7日続き、咽喉が赤く腫れて結膜炎を伴います。

発熱・結膜炎・咽喉の晴れが同時に現れるとは限りません。

治療としては疼痛緩和薬で対処します。

とびひ

黄色ブドウ球菌が汗疹や虫刺され、アトピー性皮膚炎の掻破傷について感染します。

膿を持った水泡ができ、手で掻き壊すことで破れてジメジメした液体が拡散し、発疹が全身性に広がります。(痒みは強い)

治療としては、抗生物質の内服薬で細菌の繁殖を抑えるのが基本、とされています。

皮膚には抗生物質入りの軟膏塗布、ガーゼで菌の広がりを抑えます。

<溶連菌感染症>

溶血性連鎖球菌が鼻・咽喉・扁桃腺に付着して感染します。

咳・くしゃみ・唾液による飛沫感染がほとんどです。

突然39℃前後の発熱と咽喉の痛みから始まり、舌が赤くブツブツに腫れてイチゴ舌と呼ばれる状態になります。

その後、赤い発疹が胸・腹・腕・大腿などに出てくる場合があります。

治療としては、抗生物質の内服薬で細菌の繁殖を抑えるのを基本とします。

皮膚には軟膏を塗布します。

 

夏休みも近づいて、家族で色んな所にお出かけになる機会も増えると思います。

 

感染には充分に注意して、夏を過ごしましょう!!

 

 

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東洋の智恵で健康な夏を!

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本日は東洋医学の見地からの夏の過ごし方について少しお話させて頂きます。

 

天地の気が盛んに交わる夏は、照りつける太陽の下で生物が元気に動き回り、草木や花が満開となるエネルギッシュで陽気が最も充実している季節です。

 

ということは、人もこれに順応して自然のリズムに従い、陽気な生活を送るといいとされています。

 

●日の出が早いので、それに合わせて早起きする

●熱を体内に溜め込まないように、汗をかいて熱エネルギーを発散する

●気分的に明るく過ごし、鬱憤を溜めないようにする

●汗をかくと「気」も体外に放出されるので、水分補給はしっかりとる

 

以上の事項を基本的に守ることが大切とされています。

 

冷房の効いた室内にいることが多い場合には、適度に外に出てカラダを動かしましょう。

 

夏は汗腺が開いているので、冷気に触れると邪気を受けやすく、腹と首と肩を覆う工夫をして寝冷えや冷房病から身を守りましょう。

 

汗をかいたらこまめに着替えるようにしましょう。

 

夏に盛んに活動する臓腑は「」です。

 

東洋医学における心は、血を宿し神を蔵します。

 

夏に養生せずに心が不調になると、動悸・不安感・不眠・不整脈・イライラ・倦怠感などの症状が現れるといわれています。

 

食生活においても、暑いからといって冷たいものを摂取しすぎると、胃腸に負担がかかり、消化機能と免疫力が低下するので注意しましょう。

 

五味(酸・苦・甘・辛・鹹)をバランスよく食事に取り入れることは大切ですが、暑い時期には苦味(解熱作用)・酸味(収斂作用)を積極的に摂るといいでしょう。

 

心機能を高める食材として、ユリ根・ハスの実・ナツメを利用します。

 

夏の食材として代表的なニガウリ・キュウリ・トマト・スイカ利尿・解熱作用に優れています。

 

これにバランスを取るために、ショウガ・ワサビ・シソ・ニンニクなどのカラダを温める食材も取り入れ、東洋医学でいうところの「陰陽のバランス」を保てるようにしましょう。

 

夏はしっかり養生し、健やかに過ごしたいものですね(笑)

 

 

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東洋医学的なタイプによる夏バテ養生法とは?

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本日は東洋医学にみる夏バテ養生法について少しお話させて頂きます。

 

気虚タイプ

東洋医学における虚とは、本来あるものが不足した状態にあることをいいます。

 

このタイプは、先天的にエネルギーが不足している体質のため、夏バテしやすいとされています。

 

抵抗力・免疫力が落ちているため、体調を崩しやすく、夏風邪をこじらせたりするので、睡眠不足・過労・冷えには要注意です。

 

気虚タイプの場合、夏には消化の良いものを食べ、冷たいものはなるべく避けて、普段より長めに休むようにしましょう。

 

気滞タイプ

エネルギーは足りているけれど、その流れが滞っているため、エネルギーが全身に漲っていない状態です。

 

この状態が悪化すると、エネルギー不足の気虚になります。

 

張りや痛みを起こしやすく、ストレスが強いと痛みが増す傾向にあります。

 

夏は室内外の温度差から、自律神経失調症になりがちです。

 

気滞タイプの場合、夏はできるだけぐっすり眠ることを心がけましょう。

 

自律神経のバランスを崩さないように、アロマテラピーやストレッチなどもいいでしょう。

 

血虚タイプ

血液の量が不足していて、全身の細胞に栄養を行き渡らせることができない状態です。

 

そのため、血色が悪く髪や肌が乾燥しがちで、手足の痺れ・立ちくらみなどが起こりやすく、冷房のかかり過ぎは苦手です。

 

ケガや手術などで出血した後も血虚になりやすいといえます。

 

血虚タイプは冷えに弱いので、頭寒足熱を心がけ、足元を冷やさないようにしましょう。

 

血を補う料理(鰻・レバーなど)を積極的に摂取するようにしましょう。

 

瘀血タイプ

血液量は不足していませんが、体内で血液の流れが悪くなっている状態です。

 

血虚や気虚、気滞が原因で瘀血になる場合もあり、女性は月経困難症が起きやすい傾向があります。

 

血行不良による運動不足、冷房による冷えには要注意です。

 

瘀血タイプも、養生ケアのポイントは血虚タイプと同じです。

 

水毒タイプ

水分の代謝が悪くなり、体内に水分が余分に溜まってしまったり、必要なところに水分が行き渡らなかったり、水分バランスが悪くなっている状態です。

 

湿気と寒暖差に弱いので、夏はむくんでだるくなったり、目まい・頭痛を引き起こしがちです。

 

水毒タイプは温度差に弱いので、入浴の際には急激な温度差のないように心がけましょう。

 

また冷房の効いた室内で、冷たいものをたくさん飲むと、むくみの元になるので、常温のものを摂取するようにしましょう。

 

上記の症状が複数混じっている場合は、気・血・津液のバランスが総崩れになっている可能性があります。

 

その分、症状も重くなるので、各タイプのケア方法を取り混ぜて養生しましょう。

 

年齢や時期によって、その人の体調が変わるように、瘀血→血虚→水毒→気滞の順に症状が出てくる傾向があります。

 

いずれのタイプも、この季節は体調不良を引き起こしやすいといえます。

 

暑さが厳しいからといって、必要以上の冷房や冷たいものの摂り過ぎでカラダを冷やさず、しっかりと休息と睡眠をとるようにしましょう。

 

 

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腋臭

 

夏は生命力入れ替えの季節!?

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本日は東洋医学の夏について少しお話させて頂きます。

 

夏の3ヶ月を蕃秀(ばんしゅう)といいます。

 

この時期は草木が成長し、自然の中の万物も茂り陽気が最高潮に達する時期であるとされています。

 

なので、この時期には早寝早起は大切です。

 

日の出の早い夏は、自然界もカラダの体内時計も朝早くから活動を開始しています。

 

日中は運動などして、1日1回は汗をかくようにしましょう。(ただし、日中の暑い盛りの運動は控えましょう)

 

カラダを運動させた後は、体力の消耗が激しいのも事実です。

 

休息・睡眠で充分体力の回復に努めましょう。

 

東洋医学には陽中の陰という言葉があります。

 

これは、活動の極致には休息が必要という意味もあります。

 

また精神面の発散も心がけましょう。

 

陽気を発しないと、カラダ中に熱がこもって病気がちになります。

 

カラダ中で陽気が多い場所…それは五臓でいうところのです。

 

熱の多い心に、さらに熱がこもって心臓を悪くします。

 

「夏は南、色は虹色、入りて心に通じ、耳を開き、味は苦、類は火、心は血を、血は脾を生じ、志にありては喜となす」

 

外気の上昇とともに、張り切って動き出すのが心臓です。

 

心臓は血液を配る命令役と同時に体温調節を受け持っているので、夏は多忙なポジションにあるといえるでしょう。

 

猛暑が続くと、心臓はフル稼働で働きます。

 

働きすぎて体温のバランスが狂い始めると、今度は過敏症の小腸がダウンします。

 

そうするとたちまち便秘になってしまいます。

 

便秘は万病の元ともいわれています。

 

腸で発酵されたガスが吸収されて全身に回ると、血液そのものが汚れてきます。

 

大腸菌の繁殖によって発生する毒は、老化の第1要因とされています。

 

そんな時の食材は、ニラ・セリ・小松菜のような青物野菜、海藻類、タケノコ、ゴボウなどの苦い食品が効果的といわれています。

 

苦味は体熱を取り除き、胃腸の働きを助けてくれます。

 

瓜類も熱を冷ます作用があります。

 

心の陽気をうまく発散しないと、カラダ全体は暑く感じ始めます。

 

そして冷たいもの欲するようになります。

 

外側・内側からカラダを冷やしていると、エネルギーの入れ替えができず、結果的に下痢を引き起こします。

 

現代社会における冷房病は、夏の養生法を守れば予防できるでしょう。

 

夏に陽気を発散させないと、熱は胸にこもります。

 

秋になって肺がよく動く時期になると、肺の熱により乾燥されて痰の少ない乾いた咳が出るようになります。

 

心に熱をためない…夏の養生のポイントはここにあるのかもしれません。

 

 

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夏を乗り切る3種の味!?

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本日は夏を乗り切る味のバランスについて少しお話させて頂きます。

 

夏は血流の循環が盛んになり、心臓の最も働く季節です。

 

なので、負担も多くなります。

 

夏の暑さを調節できないと、血液の温度も上がります。

 

漢方医学においては血熱といい、これが生じると頭痛や逆上せが起こり、強い興奮をおぼえたり熱射病・熱中症となって意識が不鮮明になります。

 

鼻出血・下血・血尿・不正出血などを引き起こします。

 

これらは血熱からカラダを守る生体防御反応です。

 

無理に止めると、かえって脳出血の危険性が高まります。

 

なので、この血熱を冷ますために苦味は必要とされています。

 

夏になると食欲不振と胃腸の活動不振になりますが、それはカラダの熱を冷やすために体表面に血液が浮き上がり、胃腸・内臓に循環する血液が少なくなります。

 

なので、胃腸障害が増えるのです。

 

辛い食物には胃腸を温める作用があるので、弱っている内臓に血液を呼び戻し消化吸収能力を高めて胃腸障害を治します。

 

辛いものを食べると、発汗して体温調節ができるようになります。

 

苦い味による胃腸の冷えを未然に防ぐために、温める作用のある辛い味を組み合わせることで調和されます。

 

蒸し暑い日本の夏を元気で過ごすために、苦味・辛味に加えて、胃腸を守る甘味を加えるとよいとされています。

 

夏バテ予防には苦味・辛味・甘味の3種をバランスよく摂取できるかで、夏の養生が大きく変わるでしょう。

 

 

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