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日別アーカイブ: 2015年7月19日

最近の「うつ傾向」とは?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は現代型うつ病について少しお話させて頂きます。

 

現代型うつ病の特徴として、①若者に多く②一般には軽症③仕事では抑うつ的④余韻は楽しく過ごせる⑤仕事の困難を契機に発症ということが挙げられます。

 

20~30代の若い人に多く見られる現代型うつ病は、職場でのみ見られ仕事以外の活動は活発で、病欠中に旅行に出かける場合もあります。

 

そのため、仮病や気まぐれと誤解されることも少なくありません。

 

失敗を他人のせいにする

仕事上の困難を会社・上司の責任と考えます。

ひどい場合は、周囲に対して攻撃的な態度を取ることもあります。

 

うつと自覚する

職場での気分の落ち込みから、うつと考えて専門医を受診して、うつの診断書を会社に提出するなど、自覚症状を強く持っていることも少なくありません。

その一方で、会社を休んでレクリエーションに参加することは、疑問を抱かないことが多いようです。

 

食欲不振・睡眠不足

現代型うつでは、食欲もあり睡眠障害はありません。

 

拒絶過敏症の兆候

職場での嫌な体験が心に残り、パニック症状対人恐怖症といった不安症も伴うことがあります。

 

現代型うつ病になりやすい資質としては、①成績優秀で挫折感がないプライドが非常に高い他人の評価を常に気にする規則や期日もストレスに感じるといった要素が考えられています。

 

なので、「さぼっている」とか、「組織で働く心構えができていない」とか「耐を知らない」だとか「未熟で甘えている」といった先入観・固定観念を持ってしまいがちです。

 

仕事中においては、本人が本当に苦しい状態に置かれていたなら、理解を示して嫌悪感を刺激せずに、褒めて長所を伸ばすことが大切です。

 

情報化が進歩する中で、適応するタイプもあれば、適応するのに時間がかかるタイプもあるはずです。

 

多忙な現代社会だからこそ、周りを見渡す心の余裕は必要なのではないでしょうか?

 

 

大阪市旭区大宮(平日21時 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

so tired