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日別アーカイブ: 2015年7月6日

虫刺され・熱中症以外にも気をつけるべき夏の病気

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は夏に注意する病気について少しお話させて頂きます。

 

夏は小児の感染症も多くなる季節です。

 

なので、感染の疑いがある場合、早めに受診し医師の判断を仰ぎましょう。

 

手足口病

腸内のコクサッキーウイルスなど複数のウイルスが原因で、主に咳やくしゃみ、唾液などにより飛沫感染します。

便から排泄されたウイルスが口から感染することもあります。

手掌・足裏・お尻などに小さな水泡性の発疹ができます。

痛み・痒みはなく、発熱は38℃前後で口の中の発疹が破れると、嚥下時に痛みを誘発します。

治療としては疼痛緩和薬で対処します。

ヘルパンギーナ

腸内のコクサッキーウイルスなど複数のウイルスが原因で、主に咳やくしゃみ、唾液などにより飛沫感染します。

便から排泄されたウイルスが口から感染することもあります。

突然39℃前後の高熱が出て、咽喉の奥に水泡が形成されます。

嚥下時に痛みが伴い、水分を取れずに脱水症状を引き起こすこともあるので要注意が必要です。

治療としては疼痛緩和薬で対処します。

咽頭結膜熱(プール熱)

アデノウイルス目やに・鼻汁・飛沫などから、口・鼻・咽喉・目の結膜に付着して感染します。

プールの水・食器・タオルの共用でも感染します。

39℃前後の高熱が4~7日続き、咽喉が赤く腫れて結膜炎を伴います。

発熱・結膜炎・咽喉の晴れが同時に現れるとは限りません。

治療としては疼痛緩和薬で対処します。

とびひ

黄色ブドウ球菌が汗疹や虫刺され、アトピー性皮膚炎の掻破傷について感染します。

膿を持った水泡ができ、手で掻き壊すことで破れてジメジメした液体が拡散し、発疹が全身性に広がります。(痒みは強い)

治療としては、抗生物質の内服薬で細菌の繁殖を抑えるのが基本、とされています。

皮膚には抗生物質入りの軟膏塗布、ガーゼで菌の広がりを抑えます。

<溶連菌感染症>

溶血性連鎖球菌が鼻・咽喉・扁桃腺に付着して感染します。

咳・くしゃみ・唾液による飛沫感染がほとんどです。

突然39℃前後の発熱と咽喉の痛みから始まり、舌が赤くブツブツに腫れてイチゴ舌と呼ばれる状態になります。

その後、赤い発疹が胸・腹・腕・大腿などに出てくる場合があります。

治療としては、抗生物質の内服薬で細菌の繁殖を抑えるのを基本とします。

皮膚には軟膏を塗布します。

 

夏休みも近づいて、家族で色んな所にお出かけになる機会も増えると思います。

 

感染には充分に注意して、夏を過ごしましょう!!

 

 

大阪市旭区大宮(平日21時まで・日・祝・労災・交通事故受付)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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