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日別アーカイブ: 2015年7月8日

注意したい夏の病気とケガ…その対処法

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は夏の病気とケガについて少しお話させて頂きます。

 

毎年猛暑が続く夏…特に高齢者には注意が必要な時期であるといえるでしょう。

 

熱中症や夏場に増加する脳梗塞は、命の危険もあるので厳重な注意を要します。

 

また蜂や蚊などの害虫対策も忘れてはいけません。

 

そういった病気・ケガから身を守るケアの意識は大切です。

 

気温28℃以上の高湿度・無風の日は熱中症に注意しましょう。

 

ヒトのカラダは体温調節するとき、皮膚の表面から熱を放出します。

 

さらに発汗してその汗が蒸発するとき、熱を奪って体温を保とうとします。

 

気温と湿度が体温よりも高くなると、この機能は正常に作用せずに熱は体内にこもったままで、大量発汗と体温上昇が起こります。

 

これが熱中症で、症状は目まい・頭痛・吐き気・疼痛を伴う筋痙攣などがあります。

 

室内環境は常に風通しを良くして、水分補給はこまめに取りましょう。

 

夏になると脳梗塞も増えます。(特に高齢者

 

加齢に伴い、脳血管に動脈硬化が認められるようになります。

 

暑さで大量発汗しても、水分補給をしなければ血管の幅は狭小化し、血液の粘度も上がるので血管は詰まりやすくなります。

 

症状としては、急に足がもつれる・呂律が回らない・片側の顔や手足が痺れて力が入らなくなるなどがあります。

 

水分補給と通気性の確保と同時に、少しでも症状が当てはまれば早めに病院に連れて行きましょう。

 

夏になると害虫対策も注意が必要です。

 

代表的な虫は、毛虫・蜹・蜂・蚊などです。

 

以前に蜂などに刺された経験のある人は、アナフィラキシーショックと呼ばれる過剰なアレルギー反応に気をつけましょう。

 

症状としては、蕁麻疹・呼吸困難・意識障害などの危険な状態に陥り、命の危険があるため、症状が現れればすぐに救急車を呼びましょう。

 

また蜹や蚊などに刺されれば、痒みから掻き破ってそこから雑菌が侵入しやすくなります。

 

免疫力・抵抗力の低下している高齢者には、特に影響を及ぼすでしょう。

 

高齢者に限らず、免疫力の低い人も注意が必要です。

 

草木が繁殖するにつれて、こういった害虫被害も増えてくると思います。

 

身の回りで注意できることを実践するだけでも、健やかに夏を乗り切れるのではないでしょうか?

 

 

大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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