当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は夏に効果的な食材について少しお話させて頂きます。
夏は万物の生長発育が1番早い生長・生化の季節です。
人体の新陳代謝も活発になるといわれています。
日本の夏は、梅雨の時期と非常に暑い真夏の時期に分かれます。
梅雨は長夏ともいい、東洋医学では湿という特徴を持っています。
これは脾・胃・肉に属しています。
この季節の湿はカラダに影響して、消化機能の低下・倦怠感・息苦しさを覚えます。
カラダは発汗・排泄によって除湿作用を果たします。
梅雨を過ぎると、熱帯夜などで湿気が不快な日が多くなります。
その場合は、小豆・キュウリ・瓜・海苔・ハトムギなど、利尿作用のあるものを活用して体調を整えましょう。
またパセリ・バジル・セロリなどには、食欲増進・消化を補う作用があり夏バテにも有効です。
真夏は暑いという気候の特徴から、東洋医学では心・小腸に属します。
暑さのために体力・体液が消耗し、血液粘度が強くなる状態が続くと、熱射病や心筋梗塞を起こしやすくなります。
力をつけ、熱を冷まし、水分補給できる食材(スイカ・緑豆・ナス・ニガウリ・鰻など)が良いとされています。
夏はカラダがだるく、寝苦しい季節でもあります。
なので、早寝早起きする生活リズムが心身を整えます。
あまりにだるい時には、15分ほどの昼寝を取りましょう。
これは太陽とバイオリズムを調和して体力の回復させるには効果的です。
肌にトラブルがある場合は、汗をこまめに拭いたり着替えたりする習慣づけをしましょう。
運動時間も早朝や夕方など涼しい時間帯にする方がいいでしょう。
日中はかえって脱水症状の危険性が高まります。
夏バテは病気ではありませんが、カラダが重だるく、意欲も湧かず、食欲不振になり心身の抵抗力が落ちやすい状態です。
夏の暑さに順応できないと、体内の熱バランスは崩れて、過熱気味な状態になります。
暑気に対しては陰の力を補う(補陰)食材(ナシ・ブドウ・トマト・キクラゲ・豚肉・鴨肉・イカ・牡蠣・牛乳など)が効果的です。
夏の湿気に順応できないと、体内の水分代謝はバランスを崩し、余分な水分が体内に溜まります。
湿に対しては、不要な水分を体外へ排出する(利湿)作用のある食材(ハトムギ・小豆・スイカ・メロン・トウモロコシ・白菜など)が効果的です。
夏の暑さで気を消耗し、汗と一緒に気が流れ出す状態を気虚といい、気力の元となる栄養が取れなくなります。
気虚に対しては、気を補う(補気)作用のある食材(栗・もち米・大麦・山芋・椎茸・ハチミツ・豚肉・牛肉など)が効果的です。
これらを参考にして、夏のリズムに順応できるように料理を楽しんでみてください(笑)
大阪市旭区大宮(平日21時まで・日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!