当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は中高年の夏風邪について少しお話させて頂きます。
代表的な夏風邪ウイルスには、アデノウイルス・コクサッキーウイルスがあります。
これらは空気中に滞在していて、感染経路も様々です。
夏風邪はお腹にくるといわれますが、この多くはエンテロウイルスに感染した場合です。
エンテロとは腸という意味で、咽喉だけでなく腸でも繁殖します。
発熱・咽喉の痛みに加えて、下痢・腹痛など腸の症状が特徴的です。
アデノウイルスのアデノとは咽喉の意味です。
これも呼吸器と腸で繁殖しますが、発熱・咽喉の痛み・激しい咳が特徴です。
咽頭結膜炎や咽頭炎を引き起こす場合もあります。
これらの症状に少しでも思い当たる場合は、医師の診断に従うようにして下さい。
夏風邪を予防するにあたって、手洗いとうがいの習慣づけは大切です。
また、冷房による冷やし過ぎには注意が必要です。
夏風邪をひいてしまったら、自宅で養生して免疫力を高め、体力をつけましょう。
同時に栄養をしっかり摂取して、普段よりも多めに睡眠時間を取りましょう。
夏風邪は下痢と腹痛を伴うことが多いので、食欲は低下しますが消化の良い食事を少しずつでも摂りましょう。
脱水症状も起こさないようにこまめな水分補給も忘れないで下さい。
夏は汗をかかなくても、少しずつカラダからは水分が失われています。
中高年の方は水分不足を起こしていても、咽喉の渇きに鈍くなったり我慢することがあります。
1日の水分摂取量は、食事と水分の合計で2ℓが目安になります。
また、夏は食欲不振から食事を抜いたり、さっぱりした食物に偏りがちです。
栄養バランスを意識して、肉類・野菜・果物も摂取しましょう。
高齢の方はいくつも病気を持っている可能性があるので、単なる暑気あたりと早合点せず、気になる症状は医師に相談しましょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!