当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は体幹筋と深層筋の違いと用途について少しお話させて頂きます。
体幹とは胴体全ての筋肉を意味するのに対し、深層筋は姿勢制御や関節の位置を正常に維持する筋肉を意味します。
なので、両者は似ているようでいて、用途は異なるのです。(体幹筋は場所の概念、深層筋は深さの概念)
体幹筋を鍛えると深層筋も鍛えられるし、深層筋を鍛えるということには体幹筋も含まれます。
しかし、体幹を鍛えると表層筋と深層筋の両方が鍛えられるのに対し、深層筋の場合は胴体部分に限っていません。
これは、深層筋が腹部や股関節のみならず、肩や腕にも存在するからです。
大きく分けると、体幹トレーニングはパフォーマンス向上を目的とするのに対して、深層筋トレーニングは身体の機能性維持を目的としています。
なので、ダイエットなどには後者の方が適しているといえます。
体幹筋の特徴として、太い筋肉が集まっていることが挙げられます。(=鍛えると基礎代謝が上がって太りにくくなります)
両者は鍛え方にも差があります。
体幹筋を鍛える際には、負荷が大きく短い時間で行うのに対して、深層筋の場合は、負荷の少ない動きをゆっくり繰り返し行います。
なので、トレーニング後は発汗量の質が異なります。(前者は発汗作用が多く、後者はうっすら発汗します)
体幹にある深層筋のうち、上部の横隔膜と下部の骨盤底筋、正面の腹横筋と背部の多裂筋で囲まれた部分を、インナーユニット(=コア)といいます。
これは、内臓を保護すると共に、蠕動運動を促進してくれます。
また、身体軸が安定して動作が機敏になります。
運動の多寡に関わらず、日常生活を営む上で体幹筋と深層筋を強化するのは、非常に重要なことなのです。
健康なカラダ作りに意識してみませんか?
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!