当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は骨について少しお話させて頂きます。
骨質を高めるには、コラーゲンが正しく結合している善玉架橋の状態にあることが必要です。
コラーゲンの劣化などを促進させるのは、ホモシステインという物質とされています。
これは体内に存在するアミノ酸の1種で、メチオニンが体内で代謝される過程で生じ、活性酸素を発生させます。
酸化や糖化反応により生成される悪玉架橋に対して、ホモシステインは自己酸化を起こすことにより酸化ストレスを高めます。
ホモシステインの増加を防ぐ栄養素が、ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸です。
これらは、ホモシステインの代謝の補佐を担います。
不足すると、ホモシステインの代謝がうまく行われないので、ホモシステインは増加することになります。
骨密度を高めるには、カルシウムが欠かせません。
カルシウムの働きを補佐する栄養素がビタミンD・ビタミンKです。
カルシウムは他の栄養素に比べて、体内に吸収されにくい栄養素です。
ビタミンDは、カルシウムの再吸収を促して体外に排泄されるのを防ぎ、骨を作る骨芽細胞の働きを促進し、骨代謝を整えます。
ビタミンKは、骨にカルシウムを取り込む際に必要な、オステカカルシンというタンパク質を活性化させる働きがあります。
また、骨からカルシウムが排出されるのも抑制します。
骨の強度を高めるのに、多くの栄養素が関わっています。
強い骨を作るために、ぜひ覚えておきましょう!
大阪市千林大宮(予約優先 休日受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!