当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は筋膜の重要性について少しお話させて頂きます。
筋膜は筋肉を包んで支持しています。
大切なのは、筋膜が全身をつないで姿勢・動きをコントロールしている、ということです。
筋膜は弾性線維とコラーゲン線維からできています。
前者はゴムのように弾力に富み、後者は形を保とうとする働きがあります。
この2つが、筋力の無駄を省いて、それぞれの配列を維持しつつ、円滑な動作をすることができるのです。
筋膜は、筋肉のように柔らかい組織を支持するのに、運動性と支持性の2つを兼ね備えて働きます。
姿勢の維持あるいは運動は、全身を覆う筋膜の働きによって実現します。
しかし、筋膜と筋肉の滑り、あるいは筋膜の粘着性が低下した状態では効率よく働かなくなります。
長時間の同じ姿勢・同じ動作の繰り返し・生活習慣・ケガなどによって、身体の一部分にストレスがかかると、そこの筋膜に変化が起こります。
具体的には、体液量や血流量が減少して、細胞への栄養物運搬・老廃物排出がされにくくなります。
そうなると、組織の機能が低下して本来の柔軟性・弾力性を失い、筋膜と筋肉が癒着します。
結果的に身体の動きは抑制されてしまいます。
この過程で、カラダの張り感・痛み・疲労感・歪みなどを引き起こす原因になり、改善しない限り不快感が残ります。
カラダのキレ・動きに重たさを感じる場合は、筋膜と筋肉の滑りに原因があることが少なくありません。
筋膜に対するアプローチは、ケアするにあたって非常に大切な部分であるのではないでしょうか?
大阪市千林大宮(予約優先 休日受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!