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本日は自重トレーニングによる筋肥大について少しお話させて頂きます。
自重トレーニングで筋肉を成長させる。
そのためには大きくなりやすい速筋を鍛えることが必要になります。
速筋を使うために、①高い筋力の発揮②ゆっくり動かし続ける、などが挙げられます。
①については、最大筋力の40%までは遅筋が担います。
なので、日常動作では速筋はほとんど作用しない、ということになります。
最大筋力の40%を超えてから、速筋が動員されるようになります。
②については、止まらずゆっくり動かし続けることにつれて、遅筋の作用から速筋の作用へと移行します。
これは、筋肉の張力が維持されることによる低酸素状態が、血管を圧迫するからです。
遅筋繊維のエネルギー源は酸素なので、低酸素状態が続くと遅筋は動かなくなります。
なので、低酸素状態で筋運動を続けると、代償的に速筋が動員されるようになります。
具体的いうと、スロートレーニングや加圧トレーニングなどはこのメカニズムを利用しています。
意図的に筋肉の代謝環境を低酸素状態にすることで、成長ホルモンや一酸化炭素など、筋肥大に関係する物質の分泌を促すことができるのです。
目的とする部位の筋肉を鍛えるために、自重トレーニングでもやり方によっては効果的な場合があるのではないでしょうか?
大阪市千林大宮(予約優先 休日受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!