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月別アーカイブ: 2016年1月

冬場にも脱水症状は起こる!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は冬場における脱水症状について少しお話させて頂きます。

 

脱水症の症状は、咽喉の渇き・ぼんやりする・食欲不振・皮膚紅潮・イライラ・体温上昇・疲労困憊・尿量の減少と濃縮・頭痛などが挙げられます。

 

重度の脱水になると、身体動揺・痙攣・血液が濃くなるといった症状が現れます。

 

そうなると、血栓が形成され脳梗塞・心筋梗塞・腎不全など大きな合併症を起こします。

 

屋外の空気は低温・低湿度により、冷たく乾いています。

 

空気は乾燥すると、皮膚から失われる水分量は増加します。

 

なので、冬は水分摂取量が減少するのと、エアコンなどにより乾燥しやすい環境から脱水症状を引き起こします。

 

また冬は厚着をしているので、汗をかいている感覚は夏に比べると感じにくくなっています。

 

しかし、水分・塩分として体外に放出されています。

 

入浴時間も長くなりがちですが、入浴中に皮膚の水分は潤うものの、入浴後には体温調節のために汗や呼吸で水分が失われます。

 

また、睡眠中でも無意識のうちに水分は失われています。

 

汗や息の中には水分が含まれていて、睡眠時には約500mlの水分が失われます。

 

以上のことから、渇きを覚えていなくてもこまめな水分補給は冬でも必要です。

 

鍋料理などを始めとする、水分量の多い食事を心がける以外にも、起床時や食前にもコップ1杯程度の水は摂取しましょう。

 

 

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hot water

 

 

 

 

 

 

 

 

生理痛の漢方…タイプに応じて処方!?

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本日は生理痛に効果のある漢方について少しお話させて頂きます。

 

生理痛に処方される漢方には、気血不足・寒がり・機能不足の3種類に大別されます。

 

①気血不足タイプ

●生理血が少なく色が薄い

●生理中や生理後にお腹が痛くなる

●目まい・動悸がする

●倦怠感が強い

●貧血気味

 

②寒がりタイプ

●生理痛がひどい

●下腹部が冷える

●温めると楽になる

●下痢しやすい

●むくみ・関節痛がある

 

③機能不足タイプ

●生理中や生理後にお腹がシクシクする

●生理時に腰や下腹部が痛む

●生理血が少なく色が薄い

●目まい・耳鳴りがある

●疲れやすい

 

気血不足には虚弱体質にもいいとされる「十全大補湯」、寒がりタイプは「附子人参湯」「温経湯」などが適しています。

 

機能不足には「右帰丸」で痛みの元を取り除きます。

 

漢方では、生理周期・出血量・痛みが発生する時期などを聞きながら、漢方薬を選択します。

 

詳細な問診をしっかりと行ったうえで処方するのが、漢方薬の特徴であるともいえます。

 

なお、複数の特徴を併せ持つ場合も少なくありません。

 

同じ患者でも、加齢に伴って体質に変化が生じる場合もあります。

 

漢方を試したい場合は、必ず漢方の専門家によく相談して下さい。

 

 

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漢方

東洋医学にみる冬野菜の効果

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本日は冬野菜の効果について少しお話させて頂きます。

 

東洋医学においては、冷え性の原因が大別して5つに分かれます。

 

①陽気不足

カラダを温めるためのエネルギーが不足している状態です。

体温が低い人には陽気不足が多いとされています。

 

②瘀血

血液の粘り気が多すぎて、血液が血管の中を通りにくい状態です。

老廃物が排泄できずに体調不良を引き起こします。

 

③血虚

血液の量が足りない状態です。

顔色が青白くなったり、痩せてしまったりします。

 

④水毒

水分の過剰摂取代謝不良によって、胃腸機能が低下した状態です。

体内に溜まった水がカラダを冷やし血行不良を引き起こします。

 

⑤気逆

顔や上半身がのぼせているのに、下半身が冷えている状態です。

更年期の女性に多いとされています。

 

血行を良くする食材は、東洋医学でもよく知られています。

 

カラダを温める食材としては、ショウガ・ネギ・ニンニク・唐辛子などが挙げられます。

 

血液の粘度をサラサラにする食材として、根菜類・タマネギ・食塩などが知られています。

 

総じて、寒い地域で採れるもの・硬く水分が少ないもの・煮て食べるもの・塩辛いものと考えるといいでしょう。

 

逆にカラダを冷やすのが、合成甘味料・食品添加物・砂糖・アルコールなど刺激のある飲料・スナック菓子・チョコレート・牛乳・アイスクリーム・タバコなどが挙げられます。

 

総じて、加工食品・精製物・温かい地域で採れるもの・柔らかいものと考えるといいでしょう。

 

以上のことから、季節に応じた食材を食べるようにすれば、カラダにも負担がかかりにくく快適に過ごすことができるといえるでしょう。

 

血行促進にはカラダに負担がかかり過ぎない適度な運動半身浴温冷浴なども効果が期待できます。

 

色々な方法を試行錯誤して、自分に合った最適な血行改善の方法を探し出してみてはいかがでしょう?

 

 

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oriental medichine

乾燥シーズン…咳や痰には要注意!

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本日は咳や単に潜む病気について少しお話させて頂きます。

 

●感染症(肺炎・気管支炎・咽頭炎・上気道炎)

病原体はウイルスや細菌など多種多様です。

若年者ではマイコプラズマ感染症が有名です。

銭湯などでのレジオネラによる集団感染も気をつけたいところです。

長期間続く場合は結核の可能性も考えられます。

 

●アレルギー喘息

3週間以上に渡って咳だけが続くと咳喘息の可能性があります。

咳喘息から気管支喘息に移行する可能性も指摘されています。

 

●慢性閉塞性肺疾患

タバコによる肺気腫慢性気管支炎が主体です。

禁煙後もタバコの影響は残っているので、加齢に伴う肺機能低下を伴うことで呼吸困難などが現れることもあります。

 

●胃食道逆流症

食後すぐに横になると、急に胸焼けが出てこの病気が疑われます。

GERDと呼ばれることもあります。

中高年で肥満体型の方は注意しましょう。

 

●薬剤

ACE阻害剤(心疾患・高血圧治療薬)が咳の原因になっている場合があります。

嚥下障害のある場合にACE阻害剤を投与して、あえて咳をしやすい状態にして誤嚥性肺炎(あるいは嚥下性肺炎)の予防効果が期待されることもあります。

 

●後鼻漏症候群

鼻・副鼻腔の病気が原因となることがある。

 

●心疾患

就寝後数時間してから咳が出る場合は、心不全が潜んでいることが考えられます。

横になることで、重力によって血液の流れに変化が生じて、肺の血管に負担がかかるため数時間してから咳が出ると考えられています。

 

●心因性

心理的な影響で咳だけが続くこともあります。

痰は絡まないことが多いといわれています。

 

●間質性肺炎

動いた後に息苦しさを伴います。

多くの場合は空咳として出現します。

原因不明の特発性間質性肺炎(肺繊維症)関節リウマチなどの膠原病に併発することもある。

 

痰がからむ場合、色によって急性感染症か細菌感染症かを判断できる場合があります。

 

数ヶ月以上に渡って緑色の痰が出る場合は、慢性的な呼吸器感染症が疑われます。

 

血痰が出た場合は、腫瘍が考えられます。

 

気管支の根元にできる扁平上皮癌は、早期から血痰の症状が見られることがあります。

 

一時的に生じた場合には、一般内科で対応は可能です。

 

しかし、3週間以上の長期間に渡る場合、普段とは違う咳や痰が出る場合には専門医による受診がいいでしょう。

 

冬だから…と安易に考えずに、早期予防に努めましょう。

 

 

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virus

生活習慣で肝臓をアンチエイジング!

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本日は肝臓の維持と回復について少しお話させて頂きます。

 

肝臓を元気に保つためには、肝臓の解毒力が落ちない、すなわち肝臓のアンチエイジングに取り組むことが大切です。

 

食べ過ぎは脂肪肝の原因になり、肝機能低下につながります。

 

飲み過ぎは肝臓に障害を起こし、脂肪肝肝硬変につながります。

 

不十分な運動や睡眠は、ストレスの原因となり肝機能低下につながります。

 

規則正しい生活・腹八分目・適度な運動など古典的ではありますが、これらの習慣が肝臓のアンチエイジングにも役立ちます。

 

近年の研究では、スルフォアランという物質について、肝臓の解毒をサポートする可能性があるのではないかといわれています。

 

スルフォアランは、特定のブロッコリー(特にスプラウト)に多く含まれていることも明らかになってきています。

 

多忙な毎日を過ごす人には、サプリメントジュースとして手に入れられるので、活用してみるのもいいかもしれません。

 

しかし、加工品は玉石混交です。

 

信頼できる製品を選択し、生活習慣にも気をつけて活用すれば、肝臓のもつ解毒力は改善し、肝臓の維持・回復にきっと良い結果をもたらすでしょう。

 

 

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二日酔い

女性はうつになりやすい!?

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本日はうつ病についての性差について少しお話させて頂きます。

 

女性の身体はホルモンバランスが乱れやすいようにできています。

 

これがうつと関係が深いといわれています。

 

月経周期を始め、妊娠・出産・更年期障害…これらは女性の生涯を通じて起こります。

 

ホルモンの変化は、体調の乱れや精神状態の不安定を引き起こします。

 

女性特有のうつ病として代表的な症状は主に3つあります。

 

①月経前症候群(PMS)

月経の始まる10日前頃から、心身が不安定になるトラブルです。

月経開始後2~3日で落ち着いてきます。

このトラブルにより情緒不安定になる人は、全体の2~5割ほどといわれています。

排卵・月経によりホルモンバランスが変化することが要因となります。

精神症状がひどくなると、月経前不快気分障害と診断されることもあります。

 

②産後うつ病

産後2週間目~1年くらいまでの女性にかかりやすいうつといわれています。

産後のホルモンの乱れに加えて、出産と育児疲れや今後の育児への不安などが大きく影響します。

因みにマタニティーブルーとは、産後3~10日くらいに産婦の半数くらいの人が経験する軽いうつのことで、1週間ほどで自然治癒します。

 

③更年期うつ病

閉経を挟んだ前後5年くらいまでの期間を更年期といい、この期間に起こる心身のトラブルを更年期障害といいます。

のぼせ・目まい・多汗・食欲不振などの身体症状に伴って、憂鬱感イライラ不安がつのることもあります。

 

上記の疾患に対しては、薬によってホルモンバランスを整えたり、精神安定剤などを服用しながら治療を進めるのが一般的です。

 

日常で予防対策を進めるには、1日30分程度の時間でもいいので、自分の時間を作りましょう。

 

これは休めるときにしっかり休むという意識づけによって、心の負担を能動的に取り除くことにつながります。

 

1日は24時間しかありません。

 

なので、優先事項をしっかり持つことも重要です。

 

他のことが中途半端になっても、常に優先事項を決めて取り掛かりましょう。

 

全て抱え込むなどの状況に陥れば、心の負担は増す一方です。

 

家族を始め、周囲の協力を求めて円滑なコミュニケーションを確立しておくことも大切です。

 

情報過多な現代社会では、かえって情報量の多さに振り回されることもあります。

 

自分に合ったやり方、自分にできることを中心に、活動時間を有効に使いましょう。

 

 

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stress free

 

ビタミンK…その働き

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本日はビタミンKの働きについて少しお話させて頂きます。

 

ビタミンKは脂溶性ビタミンで、植物中に存在するK1と動物の体内で合成されるK2の2種類があります。

 

実は人生で1番最初に口にするのはビタミンKといわれています。

 

ビタミンKの代表的な働きは血液凝固作用です。

 

ケガによって出血したときに、出血を止めてくれます。

 

ビタミンKは出血をコントロールするタンパク質(凝固因子)の合成に必要な因子です。

 

これがなければ、出血を止めることができなくなります。

 

この血液凝固作用が特に必要とされる場合があります。

 

それは、出産時や外科手術を受ける時です。

 

この他にも骨形成に必要とされ、骨粗しょう症の治療薬としても利用されています。

 

通常の生活でビタミンK欠乏症を引き起こすことは、まずありません。

 

それは腸内細菌がビタミンKを産生するからです。

 

しかし、抗生物質腸疾患で生産量が減ってしまうと、不足してしまうこともあります。

 

ビタミンKは他の脂溶性ビタミンよりも体内貯蔵量は少なく、すぐに底をついてしまいます。

 

なので、腸内で生産能力が落ちれば、比較的短時間で不足してしまいます。

 

ビタミンKが不足すると、内出血ができやすくなったり、鼻血・胃腸出血・月経過多・血尿などの症状が現れます。

 

慢性的なビタミンK不足は、骨粗しょう症・骨折を引き起こします。

 

乳児はビタミンK不足に非常になりやすく、多くの産婦人科では新生児にビタミンKシロップを飲ませたりしています。

 

心疾患などで血液凝固を防ぐ薬を服用している場合、その薬の効果を無効にしてしまうのでサプリメントはもちろん、ビタミンKの多い食品は避けた方が良いでしょう。

 

 

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attension

ストレスと寒さは関係する!?

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本日はストレスと寒さの関係について少しお話させて頂きます。

 

ストレスは、体温の調節機能をつかさどる自律神経の働きに影響します。

 

「寒さ」という環境ストレスによって、交感神経が刺激され体温を逃がさないように血管を収縮させるからです。

 

交感神経が働き続けると、心臓にも影響を与えます。

 

寒い環境下で何時間も過ごすと、副交感神経が働かずいつまでもリラックスできなくなるからです。

 

精神的ストレスが重なって、ストレス過多な生活を過ごしていると、自律神経のバランスは崩れやすくなります。

 

それは、外部変化の対応にも変化を与え、環境的ストレスもそのまま受け止めかねません。

 

ネガティブな感覚が、体感にも作用していつもより寒く感じるようになったりもします。

 

ストレスに対する解消法は様々だと思いますが、何が自分にとって効果的かは知っておくといいでしょう。

 

寒さを感じても、運動や趣味など何か没頭できるものがあれば、環境的ストレスをかわすことが可能になります。

 

外出を控えがちな時期だからこそ、惰眠に走らずに規則正しい生活と適度な運動や外出はするようにしましょう。

 

 

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冷え性とは

寒さで基礎代謝は上がる!?

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本日は冬季の基礎代謝について少しお話させて頂きます。

 

以前にも載せましたが、基礎代謝とはヒトが活動するために必要最低限使うエネルギーのことです。

 

なので、基礎代謝が高ければカロリー消費されやすい=痩せやすいということがいえます。

 

基礎代謝は季節によって変動します。

 

夏は気温が高く、発汗作用により体温を下げるので、基礎代謝はあまり上がりません。

 

冬は気温が低く、体温維持のためにより多くのエネルギーを使うため、基礎代謝は上がるといわれています。

 

鍋物などを始め、カラダを温める食事の機会が多いことも一因のようです。

 

冬は服装を少しだけ薄着にすることで、身体は体温を奪われないように働きます。

 

なので、基礎代謝は上がります。

 

ただし、冷えすぎて血流が悪くなるとむくみなどの原因になります。

 

しかし、服装や食習慣によって年末年始の体重増加を止めるといった点では、上手な習慣だといえるでしょう。

 

ますます気温も下がり、乾燥する1月…健康維持に努めましょう!

 

 

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shape up

明けましておめでとうございます!

暖かな春を迎えることができました。

 

昨年は、本当に素敵な出会いがあり充実した1年を過ごすことができました。

 

本年も、1人1人の出会いを大切にし、より充実した年にしていきたいと思います。

 

ご来院して頂いている患者様は元より、新しく来院される患者様にも当院でいっかりケアさせて頂きます。

 

どうぞ宜しくお願い致します。