当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は生理痛に効果のある漢方について少しお話させて頂きます。
生理痛に処方される漢方には、気血不足・寒がり・機能不足の3種類に大別されます。
①気血不足タイプ
●生理血が少なく色が薄い
●生理中や生理後にお腹が痛くなる
●目まい・動悸がする
●倦怠感が強い
●貧血気味
②寒がりタイプ
●生理痛がひどい
●下腹部が冷える
●温めると楽になる
●下痢しやすい
●むくみ・関節痛がある
③機能不足タイプ
●生理中や生理後にお腹がシクシクする
●生理時に腰や下腹部が痛む
●生理血が少なく色が薄い
●目まい・耳鳴りがある
●疲れやすい
気血不足には虚弱体質にもいいとされる「十全大補湯」、寒がりタイプは「附子人参湯」「温経湯」などが適しています。
機能不足には「右帰丸」で痛みの元を取り除きます。
漢方では、生理周期・出血量・痛みが発生する時期などを聞きながら、漢方薬を選択します。
詳細な問診をしっかりと行ったうえで処方するのが、漢方薬の特徴であるともいえます。
なお、複数の特徴を併せ持つ場合も少なくありません。
同じ患者でも、加齢に伴って体質に変化が生じる場合もあります。
漢方を試したい場合は、必ず漢方の専門家によく相談して下さい。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!